毎年お盆休みのごろにみられる「ペルセウス座流星群」は、たくさんの流れ星が観測される三大流星群のひとつ。
夜でも気温が高く、夏休みということもあって家族みんなで夜空を見上げるのには絶好の機会ですね。
どうせ観察するなら、なるべく好条件で夜空いっぱいの星空を眺めたいところ。
兵庫県で2021年のペルセウス座流星群を観察するために最高の条件をチェックしておきたいですよね!
この記事では、兵庫県で2021年のペルセウス座流星群観察するために
・最適な方角
・ピーク時間
・期間中の天気
・おすすめの星空観察スポット
などをまとめました。
目次
2021年ペルセウス座流星群は8年ぶりの好条件!
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見上げた夜空に一筋の光、流れ星をみつけると、とっても幸せな気持ちになりますよね。
そんな流れ星が一度にたくさん観察できるのが流星群です。
毎年8月は流星群の中でも特に多くの流れ星を見ることができる「ペルセウス座流星群」が現れます。
流星群とは?
毎年ほぼ同じ時期に、夜空の一点(放射点)を中心にして放射状に現れる流れ星の大群のこと。
8月の流星群は、放射点がペルセウス座にあるので「ペルセウス座流星群」と呼ばれるんですね。
一年間でみることのできるいくつかの流星群の内でもペルセウス座流星群の流れ星は毎年1.2を争うほどの数。
条件によっては1時間に60個以上もの流れ星をめにすることができるんだとか。
しかも、2021年はかなりの好条件なんです。
流れ星をたくさん見るためには、星の光をじゃましないような暗い空が適しています。
2021年のペルセウス座流星群がピークを迎える時期は、月齢が若いため月明かりも弱く、21時過ぎには沈んでしまうため、夜空には星の光しか残されていません。
また、8月は夜でも暖かいため、野外で星空を観察するにはもってこいの気候です。
2021年のような好条件は数年に一度しかないので、見逃してはもったいないですよね!
【2021ペルセウス座流星群】兵庫県でよく見える方角と時間は?
流星群には、ピーク時間(極大)と言われる時間帯があります。
ピーク時間に流星群の期間中で一番沢山の流れ星が観察できるというわけですね。
2021年のペルセウス座流星群がピーク時間を迎えるのは8月13日(金)の午前4時ごろとなっています。
ピーク時間を挟んで前後数時間が一番流れ星を見つけやすいとされているので、観察するなら
8月12日(木)深夜から8月13日(金)明け方にかけて
の時間帯が一番おすすめ!
ちょうどお盆休みがかさなるので、夜更かししても大丈夫ですね!
では、流星群がよく見える方角もチェックしておきましょう!
2021年のペルセウス座流星群を兵庫県で観察するのに適している方角は
星空全体です!
ペルセウス座流星群は、ペルセウス座を中心にして、四方八方にまんべんなく流れ星が現れます。
東西南北のどこにでも現れるので、広範囲の空を見渡せるような広い場所で観察するといいですね。
できるなら、レジャーシートなどのうえで寝転んで夜空を見渡すのがおすすめですよ。
また、目が暗さになれていないうちは流れ星を見つけにくいので、最低でも20分ほどはのんびりと夜空を眺め、暗さに慣れておきましょう!
【2021ペルセウス座流星群】兵庫県で観察できる期間はいつまで?気になる天気もチェック
流星群がニュースなどで取り上げられるのはピークを迎える直前が多いですが、観察できるのはピークの時だけではありません。
通常、流星群は1か月ほどかけて徐々に活発になっていきます。
ペルセウス流星群は、7月下旬から徐々に活動的になり、8月13日午前4時をピークにして緩やかに衰退していきます。
そのため、ピーク時間以外も流れ星をめにすることができ、特に8月13日を中心とした数日間はかなりの頻度で見つけることができます。
期間中は意識的に夜空を見上げてみてくださいね。
星空を見るためには、雲一つない晴れた空であってほしい!
ペルセウス座流星群が見頃を迎える時期、兵庫県の天気はどんな感じなのかもチェックしておきたいですね。
ピーク時間が訪れる8月13日をはさんだ前後数日の兵庫県の天気はこのようになっています。
8月10日(火) | 晴れのち曇り |
8月11日(水) | 晴れのち曇り |
8月12日(木) | 曇りのち雨 |
8月13日(金) | 雨時々曇り |
8月14日(土) | 雨のち曇り |
8月15日(日) | 曇りのち晴れ |
8月16日(月) | 晴れのち曇り |
ペルセウス座流星群がピークを迎える13日は残念ながら雨降りのようですね。
12~14日の間は晴れ間が少なそう。
観察に出かけるなら8月10、11日もしくは15、16日あたりが良いかもしれません。
各地域の詳しい天気は、天気予報のサイトを確認してくださいね。
【2021ペルセウス座流星群】兵庫県のおすすめ星空スポットをご紹介
せっかくの流星群なので、最高のロケーションで楽しみたいところ。
兵庫県は大都市から農産部、離島まで様々な地域があります。
自然が多く残る地域もたくさんあるので、星空を観察するスポットには困りません。
中でも特におすすめの場所をご紹介しますね。
砥峰高原(神河町)
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【砥峰高原の星空】
ススキがたくさん生息していることで有名な砥峰高原は、星空の撮影スポットとしても人気です。
標高800メートルの高い位置にあり、星の瞬きをさえぎる明りもほとんどありません。
頭上には360度広がる星空が。ピクニックマットなどを敷いて寝転んで観察するのがおすすめですよ。
アクセス
車:播但連絡道路、神崎南ランプから約40分
西はりま天文台
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【はりま天文台の星空】
兵庫県立大学にしはりま天文台は、天体の研究活動と共に一般の人にも楽しんでもらえるよう宿泊施設を兼ね備えた天文台。
兵庫県の中でも一番と言っていいほど有名な星空スポットです。
ペルセウス座流星群の時期には天の川もはっきりと観察することができます。
シートを持って寝転んで夜空を眺めるのがおすすめです。
夜になると肌寒く、羽織れるものを一枚持っておくとよいでしょう。
アクセス
佐用駅から車で10分
中国道佐用ICから車で10分
【2021ペルセウス座流星群】兵庫県のまとめ
2021年のペルセウス座流星群を兵庫県で観察するのに適したポイントをまとめると。。。
- 最適な時間は8月12日(木)深夜~13日(金)明け方
- ピーク時間以外でも流れ星を観察できるチャンスはある
- よく見える方角は星空全体
- ピーク時のお天気はあまりよくないので、10、11日または15、16日あたりがおすすめ
8年ぶりの好条件で、例年よりたくさんの流れ星が見つかりそうな2021年。
ぜひ楽しんでくださいね。