2021年シーズン限りでプロ野球選手を引退した斎藤佑樹さんが、自身の名前を掲げた「株式会社斎藤佑樹」を設立し、話題となっていますね。
斎藤佑樹さんが最初に世に出てきたのは、早稲田実業高校3年生の時に出場した夏の甲子園。
現楽天イーグルスで、当時は駒大苫小牧でプレーしていた田中将大選手との投げ合いが話題になり、青いハンカチで額の汗をぬぐう姿が印象的だった斎藤佑樹さんは「ハンカチ王子」という愛称で長く親しまれていますね。
「株式会社斎藤佑樹」は12月10日に設立され、公式サイトも立ち上げられているようですが、ニュースで話題になっているわりには具体的な事業内容が明確ではないんですよね。
「株式会社斎藤佑樹」は一体何の会社なのか、事業内容や業務活動など、会社の仕事について調査してみました。
目次
斎藤佑樹が株式会社を設立!事業内容が抽象的で結局何の会社なのか分からない?
【新たな挑戦】斎藤佑樹氏「株式会社斎藤佑樹」立ち上げ公式HPも開設https://t.co/DA3rBkvWf1
「野球人生のなかで感じてきた問題意識のようなものがいくつもあるので、それに対してなんらかできることがないかを考えて、カタチにしていきたいと思っています」と綴った。 pic.twitter.com/94LpAAE1l6
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 10, 2021
2021年のシーズンを最後にプロ野球選手としての現役生活を終えた斎藤佑樹さんが、12月10日に「株式会社斎藤佑樹」を設立したことが話題となっていますね。
斎藤佑樹さんと言えば、早稲田実業高校時代に出場した三年次の甲子園では、駒大苫小牧高校の田中将大選手と投げ合いをし、再試合の結果優勝したことで大変有名となりましたね。
田中選手との投げ合いも素晴らしかったのですが、それ以上に(と言ってもよいほど)イケメンで爽やかなルックスと、甲子園優勝時に青いハンカチで顔の汗をぬぐうことが注目され、「ハンカチ王子」という愛称で長い間親しまれてきたのは有名な話。
斎藤佑樹選手(ハンカチ王子)
ありがとう☺️
高校時代のしなやかな投球が戻ることはなかった。
故障や高校時代の連投がなければ大投手になったと思う! pic.twitter.com/F3GxO3Rkzs— 久喜のベッカム (@23oiwa) October 17, 2021
今回会社を設立しましたが、「株式会社ハンカチ王子」ではなく、「株式会社斎藤佑樹」と、自分の名前を全面に押し出した会社名がインパクト大ですよね。
「株式会社斎藤佑樹」という会社名から、斎藤佑樹さん自身が自分のネームバリューをかなり信頼していることが分かりますが、それだけ自信や責任をもって自分の会社をやっていこうという気合の表れでもあるのかな。
斎藤佑樹さんの現役引退が発表されたのは2021年10月の事でしたが、引退後のセカンドキャリアが長らく注目されていたぶん、自分の名前で会社を設立したとなると、その事業内容に話題が集中しているみたい。
ニュースでは「株式会社斎藤佑樹」の具体的な業務内容や仕事の流れなどは報道されていなかったのですが、結局何をする会社なのか気になりますね。
株式会社斎藤佑樹の業務内容は何?タレントや講演家など具体的な事業や仕事を調査!
斎藤佑樹氏が「株式会社斎藤佑樹」を設立「自分で自分の道を切り拓いていく」#npb https://t.co/VSw7HAePiu
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) December 10, 2021
株式会社斎藤佑樹が設立されたのは2021年12月10日で、設立と同時に公式サイトが立ち上げられています。
株式会社斎藤佑樹の公式サイトを確認すれば事業内容がもっと具体的にわかるかなと、調べてみたのですが、トップページにはこのような文章で、株式会社斎藤佑樹の心意気のようなものが書かれているだけ。
野球未来づくり。
プロ野球のマウンドに、
立ち続けることはできなかった。
けれど、野球を通じて
誰かの力になろうとめざす日々を、
これからも続けようと思う。
自分が野球人生で感じてきたことを、
野球の未来につなげていく。
できることから、少しずつでも、
そのためのアクションを起こすこと。
さまざまな人と力を出しあい、
さまざまな人に知恵をもらいながら。
まっすぐ、まっすぐ、
想いを投じていきたい。
この文章の他には、仕事の依頼のための問い合わせページとプライバシーポリシーのページがあるだけでした。
まだ株式会社斎藤佑樹を立ち上げたばかりで、何となく抽象的なビジョンはあるものの、具体的に「コレをします!」という業務内容は決定していないのでしょうね。
株式会社斎藤佑樹の設立を取り上げているニュースを読んでみると、斎藤佑樹さんが幼少期から大人になるまですべてをささげてきたと言ってもよい「野球に関する事」をベースに会社を運営していくと書かれています。
色々とやりたいことがあるという斎藤佑樹さんですが、株式会社では特に以下のものに関連する仕事を進めていきたいという方針があるんだとか。
ポイント
- 野球をする選手やスタッフの働きやすさ
- 野球を見る人たちがもっと楽しめる場づくり
- 怪我と向き合うときのメンタルの管理
- 野球をする小中高生の育成
- 選手のセカンドキャリア
- 地域との関係性
野球関連と言っても、表に出て何かを発信するというよりは、選手たちの裏舞台を支えていけるような事業の展開をしていきたいという感じなのですかね。
株式会社斎藤佑樹ではSNSを通しての発信も積極的にしていくそうですが、インスタグラムの投稿には解説業やキャスターのようなメディアへの出演よりも、会社をつくってやりたいとことは別にあると書かれています。
この文章からすると、タレントっぽい活動はするつもりはないということなのかな?
とは言え、自分の名前を株式会社の社名にしているくらい、「株式会社斎藤佑樹」は斎藤佑樹あってのものなので、裏舞台だけで活躍するっていうのももったいないというか、本人もある程度は表に出て会社の事業を宣伝していく必要はありますよね。
メディアに出てタレントのような活動をしないのなら、各地で野球について自分の体験をもとにした講演会を開いたり、人を集めて何かをするような場を全国各地で展開していったりというのはありそうですよね。
株式会社斎藤佑樹の公式サイトには仕事の問い合わせページが分かりやすく載っていますので、各企業をはじめテレビ局や野球関係の会社などからすでにオファーも殺到していることでしょう。
斎藤佑樹さんの名前は強いので、わざわざ営業をかけて仕事をとっていく必要はないでしょうから、必要とされているところに出向いていって、徐々に業務内容を固めていくという予定なのかもしれないですね。
斎藤佑樹の他に株式会社を設立したスポーツ選手は?起業後の事業運営例で株式会社斎藤佑樹の今後を考察!
寝坊せずにやり遂げました🤙#きつね #ビックボス #斎藤佑樹#ズムサタ pic.twitter.com/1uqli1wz8f
— きつね公式(ホリプロコム) (@kitsune_horicom) December 10, 2021
プロ野球選手をはじめ、各スポーツ界のプロ選手が引退した後の進路については様々なものがありますよね。
スポーツ選手の引退後のセカンドキャリアでよく耳にするのがこんな職業。
【スポーツ選手のセカンドキャリア】
- 解説者
- 指導者
- スポーツキャスター
- タレント業
- 飲食店経営
- ブランド立ち上げ
- Youtuber
- 企業就職 など
スポーツ選手のセカンドキャリアが似たり寄ったりなのは、やはり同じ道を歩んできた先輩たちが切り開いた道で、第二の人生を始めるのにもスムーズに進む前例があるからなのでしょうね。
スポーツ選手の中には、斎藤佑樹さんのように引退後に会社を設立し、起業家として活躍している人もいます。
成功している人たちの例として、株式会社NowDo代表の本田圭佑さんやトレーニング施設を運営する北島康介さんなどがいますね。
いっぽうで、2021年2月に会社を立ち上げるも、業務内容や活動がはっきりしないまま、オフィスの閉鎖が報道されたのは、卓球の福原愛さんが立ち上げた会社「株式会社omusubi」
【思いの実現へ】福原愛さん、株式会社「omusubi」設立https://t.co/ssGqoiHscl
「卓球界やスポーツ界、これまで応援いただいた皆様に、社会貢献活動を通じて恩返しをする為」「具体的な活動に移れるよう、ご協力いただく方々と準備を整えている段階」としている。 pic.twitter.com/vnquTyUN9P
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 10, 2021
福原愛さんが設立した「株式会社omusubi」は、卓球界やスポーツ界に社会貢献活動を通じて恩返しをするための会社として事業を展開していくとして始められたそう。
会社設立当時にニュースになりましたが、オフィスを構え、ホームページまで立ち上げたものの、
「現在は、具体的な活動に移れるように、ご協力いただく方々と準備を整えている段階です。」
という、業務内容がかなり抽象的な状態で会社運営を始めていました。
株式会社omusubiは、福原愛さんの小学校時代の友人と共同経営で立ち上げたもので、その後福原愛さんの不倫スキャンダルや離婚騒動などでうやむやになったのか、会社自体は存在しているようですが、実際の活動についてはいまだに「何しているの?」という状態らしい。
福原愛さんの場合は、プライベートが忙しすぎて、結局会社まで影響してしまった問う可能性もありますし、株式会社斎藤佑樹と比較できるものではなんですけど…
株式会社を設立するのは良いですが、会社の指針として何を軸にどのような活動をするか、柱となるものを何か一本でもしっかりとしておく必要はありそうですね。
経営者としての手腕が問われる株式会社斎藤佑樹ですが、高校生の頃からメディアに持ち上げられたり、そうかと思えばプロ野球でも期待以上の成績を残せなかったりと、浮き沈みを経験してきたこともあり、斎藤佑樹さんにしかできない何かを社会に提供してもらえるよう、頑張ってほしいなと思います!
株式会社斎藤佑樹の業務内容は何かより気になる話題!
株式会社斎藤佑樹の業務内容は何かより気になる話題を集めたので、ぜひ読んでみてくださいね。