暖かい季節になると、いつの間にか家のなかに入ってくるハエ。
網戸もきちんと閉めてあるのに、一体どこから入ってくるのでしょう。
最近では窓辺につるすタイプの殺虫剤もありますが、小さな子がいる家庭ではなるべく使いたくないですよね。
効果的で、安全な方法でハエの侵入を防ぎたい!
たった40円でハエを家のなかに入れず、今すぐできる安全な方法をご紹介します。
【安全】たった40円でハエを家に入れない方法
【用意するもの】
・10円玉4枚
・透明なビニール袋(ジップロックなど)
・水
手順
①透明なビニール袋の中に、10円玉を4枚入れる
②袋の中に水を入れる
③袋の口をヒモなどでしばる
④ハエが入ってきそうな入り口や窓際に吊るす
たったのこれだけで、ハエが家のなかに侵入してくるのを防ぐことができます。
ハエが家に入ってこないのはなぜ
Mrs Hinch fan's 10p hack to stop flies coming into your home - and it's genius https://t.co/jbUrUmcbCU pic.twitter.com/r1Aol8rXoB
— Daily Mirror (@DailyMirror) July 4, 2020
ビニール袋の中にコインと水を入れて吊るしておく方法は、海外ではよく知られているライフハックです。
外国でレストランに入った時に見かけたことがある人もいるかもしれませんね。
ハエが家のなかに入ってこない理由は科学的にきちんと証明されているわけではないそう。
しかし、大昔からこの方法でハエを寄せ付けないようにしている国では、いくつかの仮説があるようです。
理由その① 敵と勘違いする
ハエの目には個眼とよばれる小さな目が密集していて、家のなかに入ってくるハエは個眼を約2000個持っています。
個眼が光の反射をとらえる速度は人間のなんと6倍だそう。
袋の中に入れた水と10円玉の反射が2000個の個眼に反射することで、自分たちの敵だとかんちがいして近寄らなくなるというものです。
また、複雑に反射した光が映えの天敵であるクモの目にみえることから、食べられまいとしてハエが逃げていくという説もあります。
②反射した光で進む方向を見失う
ハエがもつ2000個の個眼は、人間の目のように左右に動いたり、とりこんだ光を屈折させることができません。
水の中に入った10円玉の複雑な反射光がハエの目にうつることにより、ハエが混乱して進む方向を見失ってしまうという説です。
③水面と間違える
キラキラと光るビニール袋は、単純に水面と間違えられ、着地する場所ではないと判断したハエが逃げていくというものです。
ハエの中には「ミギワバエ」のような水面でも移動できる種類もあり、この説が正しければ「ミギワバエ」には効果がないということですね。
日本の家のなかに入ってくる代表バエである「イエバエ」が水面に浮かべるかどうか調べましたが、これといった情報は見つかりませんでした。
【安全】たった40円でハエを家に入れない方法Q&A
Q1:効果の範囲は?
科学的に立証されていないので、どのくらいの範囲に効果を発揮するかは分かりませんでした。
実際に吊るしている人が言うには、とりあえずよく開ける窓やドアの付近にひとつずつ吊るしておけば大丈夫!だそうです。
いくつも吊るすのは、外から見られた時にちょっと恥ずかしいですので、試しにひとつから始めてみてはいかがでしょうか。
Q2:効果が持続する期間は?
光の反射をつかってハエを寄せ付けない方法なので、効果が持続する期間は無限だと思います。
もし袋が汚れたり、水がにごったりして、光の反射が弱くなったら新しいものに取り換えた方がいいでしょう。
ひと夏を超すくらいの期間であれば十分しのげると思います。
Q3:ハエ以外の虫に効果はある?
ハエ以外の虫(蚊など)には効果がないそうです。
しかし、スズメバチには効果があるという意見もありました。
Q4:10円玉以外でも効果がある?
光を反射させることが目的なので、キラキラしたものなら100円でも500円でも大丈夫。
なるべくピカピカして、よく光るものを選んでくださいね。
おわりに
海外のいくつかのくにでは、昔から伝わるおばあちゃんの知恵のようなライフハックでしたね。
家のなかへの侵入を防ぐことはもちろん、キャンプやバーベキューや海水浴など、屋外でも効果を発揮するそうなので、ぜひ一度試してみて下さいね。
ライフハックいろいろ
-
ヴィックスヴェポラッブを足の裏に塗ったら咳が止まった!我が家の実例!
咳や鼻水、鼻詰まりなど、風邪の症状を和らげる塗り薬といえば、ヴィックスヴェポラッブが有名ですね。 子供が風邪をひいてせき込んで眠れないとき、ママ友から聞いた「ヴィックスヴェポラッブを足の裏に塗ると咳が ...
続きを見る
-
マットレスのおねしょのシミが消えた!重曹と酢を使って汚れと臭いを落とす方法【画像あり】
マットレスにおねしょをされると、本当に困りますよね! マットレスを布団のように天日干ししたり、クリーニングに持っていくのはとても大変。 今回は、マットレスのおねしょ汚れの臭 ...
続きを見る
-
周期ゼミは日本にいる?生息地はどこ?成虫の寿命の長さやセミを食べる説も気になる!
2021年5月、夏にむけて気温が上がり続けているこの時期に、アメリカで超大量のセミが発生しているそうです。 「周期ゼミ」といわれるそのセミたちは、17年に一度だけ、成虫になるために土の中から一斉にはい ...
続きを見る