開始から毎日大きな盛り上がりを見せている東京オリンピック。
数ある協議の中で決してメジャーとは言えない「3人制バスケ」で、日本女子チームが初の黒星をおさめて話題となっています。
メンバーの中でもひときわ目を引く、長身の馬瓜ステファニー選手。
豪快かつ的確なプレーで大注目の選手ですが、純粋な日本人の外見とはかけ離れていますよね。
日本代表としてオリンピックに出場しているので、国籍は日本なのでしょうけど、その理由が知りたくなります。
目次
馬瓜(まうり)ステファニーが日本バスケ3人制女子で五輪初黒星に大貢献!
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7月25日に行われた東京オリンピックバスケットボール3人制。
女子1次リーグでは、モンゴルに19-10で快勝!
さらに世界ランキング1位のフランスを19-15で破っています!
日本の世界ランキングは8位で、1位のフランスに勝利したことはこれからリーグで勝ち抜いていくための大きな自信につながったでしょうね。
4人のチームメンバーで試合を回していくのですが、その中でもひときわ目立つ馬瓜ステファニー選手。
接戦となったフランスとの試合では、序盤から追いかける展開が続く中、残り3分のところで馬瓜ステファニー選手の2点シュートで逆転!
その後、攻めの威力を落とすことなくフランスを圧倒しました。
プレーのスキルもさながら、その外見に注目が集まる馬瓜ステファニー選手ですが、正直なところ「なぜ日本人としてオリンピックに出場しているの?」と思ってしまったんですが。。
そんな馬瓜選手の国籍について迫ってみたいと思います!
馬瓜(まうり)ステファニーが日本国籍の理由はなぜ?出生地は日本なの?
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馬瓜ステファニー選手の国籍に迫る前に、簡単なプロフィールをチェックしておきます。
名前:馬瓜ステファニー
読み方:まうり・すてふぁにー
生年月日:1998年11月25日
年齢:22歳(東京五輪出場時)
身長:182cm
体重:78kg
所属:トヨタ自動車アンテロープス
馬瓜ステファニー選手は1998年生まれで、2021年7月時点(東京五輪出場時)の年齢は22歳。
身長は182cmもあるんですね!
おおきいなぁと思いますが、チームメイトの西岡里紗選手はそれを上回る186cmというので、上には上がいるものだなと。。。
外見からして明らかに純粋な日本人ではないというのは一目瞭然ですが、日本人としてオリンピックに出場しているので、国籍は日本で間違いないですよね。
実は馬瓜選手、生まれは愛知県豊橋市だそう。
馬瓜選手本人がどこかから移住してきたわけではないんですね。
小学校は東郷町立高嶺小学校、中学は名古屋市立若水中学、高校は桜花学園高校と、すべて愛知県の学校を卒業しています。
日本で育ったということで、海外のアイデンティティをもちながら、気持ちは日本人なのでしょうね。
日本語も馬瓜選手にとって母国語で、ペラペラの理由が分かりました。
となると、日本国籍を持つためには両親のどちらかが日本人である必要があります。
もしくは、両親のどちらも外国人の場合、日本国籍を持つためには帰化する必要があるのですが、
馬瓜選手はどちらに当てはまるのでしょう。
馬瓜(まうり)ステファニーの両親の出身地は?日本移住や帰化はいつ?経緯を調査!
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馬瓜ステファニー選手が日本生まれと分かりましたが、ご両親はもともとガーナ出身だそう。
日本に移住してきた理由について、これまでの馬爪選手のインタビューなどを調べてみましたが特筆されているものはありませんでした。
お仕事の都合で来日したのか、旅先だった日本にそのまま居ついたのか、考えられる理由は様々。
また、両親は日本に来る前に結婚していたのか、ガーナですでに結婚して、その後日本に移住したのかなど、移住の時期についても分かりませんでした。
外国人同士のカップルが日本で子供を産んだ場合、両親が帰化していれば子供も自動的に日本国籍を取得できます。
しかし、ご両親は馬爪選手が生まれた時、まだ国籍はガーナのままだったそう。
となると、馬爪選手は生まれた時は日本国籍を所有していなかったということになります。
日本国籍を持つためには帰化するしか方法がないのですが、なぜその選択に至ったのでしょう?
実は馬爪選手、3歳上の姉がいるそう。
姉の名前は馬爪エブリンさんで、同じく日本でバスケットボールプレイヤーとして活躍、東京オリンピックにも出場しています。
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日本に帰化した理由は、姉のエブリン選手にあるんだとか。
エブリン選手は小学校の頃からバスケットボールプレイヤーとして活躍していました。
中学2年生の時に「第1回アジアU16バスケットボール選手権大会」の日本代表メンバーに選ばれたんだとか。
しかし、日本代表になるためには日本国籍を所有していなければなりません。
そこで両親に「日本代表としてこれから頑張っていきたい」という気持ちを伝えたそう。
しかし、未成年者のみで日本国籍を取得することはできないので、娘の夢を叶えるために、家族全員で帰化を申請したそうです。
日本で生まれ育った姉妹にとって、日本国籍を取得するための心のハードルは低かったと思われますが、ご両親にとってはどうでしょう。
海外で生活する外国人にとって、自分ルーツであり、アイデンティティである国籍を捨て、別の国の籍を持つというのは安易なことではないですよね。
子供の幸せを願って、自らの国籍すら変えてしまう親の愛。
その恩を返すため、「必ず日本をしょって立つプレイヤーになる」と心に誓ったそうです。
ご両親の支えもあり、馬爪姉妹は日本女子バスケ界になくてはならない存在となりました。
これまで国籍や外見のことで苦労したことも多々あったでしょう。
しかし、一生に一度、自国でのオリンピックで姉妹そろって活躍できたことは、ご両親にとって最高の恩返しであり、親孝行となりましたね!
ポイント
おわりに
女子バスケットボールの馬爪ステファニー選手の国籍やご両親についてご紹介しました。
人類の多様性が尊重される中、国籍の壁を越えて活躍する馬爪選手の勇士に励まされる人も多いはず。
これからも沢山の活躍をきたいしています!