赤ちゃんの洋服や布団などを洗濯したいけど、黄砂の影響が気になる。
黄砂の時期でも赤ちゃんの洗濯物は外干しして大丈夫?
黄砂が飛んでいるときは赤ちゃんの洗濯物をどこに干せばいいの?
毎年黄砂の時期が来るたびに洗濯物をどう干せばよいのか迷ってしまいますよね。
特に赤ちゃんがいる家庭では、一層洗濯物の干し方には気を付けたいところ。
そこでこの記事では、黄砂の時期に赤ちゃんの洗濯物を干す場合の影響と、どのような干し方がベストなのかについてまとめています。
また、赤ちゃんの洗濯物を外干ししたい場合の便利グッズや、うっかり外干ししてしまったときの対処法もご紹介しています。
目次
黄砂で赤ちゃんの洗濯物への影響と基本的な干し方について
毎年春先から耳にするようになる「黄砂」ですが、黄砂の正体は中国内陸部やモンゴル砂漠、ゴビ砂漠などから風に乗ってやってくる細かい砂のこと。
実は黄砂が飛んでくることは一年中あり得るのですが、ニュースなどで騒ぎになるほどのピークは3月から5月の間になります。
偏西風の影響で飛んでくる黄砂は、日本側で飛来を防ぐすべはなく、来たものに対処するほか方法はありません。
黄砂の粒子はスギ花粉の10分の1と言われるほど細かく、黄砂の中でも大きさが2.5マイクロメートル以下の超微細粒子になれば、PM2.5に分類されるそうです。
口や鼻から吸い込んだ黄砂は体にとって異物となり、気管支やのどの粘膜を傷つけることも。
また、目や鼻、皮膚にアレルギー症状を起こすなど、赤ちゃんの健康にとって悪影響を及ぼす可能性があります。
一度赤ちゃんの洗濯物についてしまった黄砂は水に溶けず、衣類の繊維の中まで入り込み、がっちりと定着してしまいます。
洗濯物を少しはらったくらいでは、繊維に入った黄砂を取り除くことはできません。
赤ちゃんの健康と、忙しい家事の二度手間を防ぐためにも、黄砂が飛んでいそうな日は部屋干しをすると決めておくといいですね。
黄砂の時期に赤ちゃんの洗濯物を部屋干しするメリットはこんなにたくさん。
【部屋干しのメリット】
・黄砂や空気中のホコリ、汚れを防ぐ
・紫外線による服の色あせを防ぐ
・衣類へのダメージを軽減する
・黄砂を心配せずストレスフリーになる
部屋干しのメリットはたくさんありますが、逆に生乾きやにおいが気になるなどデメリットもありますよね。
部屋干しをする際にキーポイントとなるのは風通し。
洗濯物は一定の間隔を保ち、扇風機やサーキュレーターなどで風を通すようにしましょう。
除湿器やエアコンなどを使って湿度を低く保つのも上手な部屋干しのポイントとなります。
部屋干しに適したハンガーが一台あれば、黄砂の時期以外でも役に立ちますね。
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黄砂でも赤ちゃんの洗濯物を外干ししたい!お役立ち便利グッズ
黄砂が赤ちゃんの洗濯物に及ぼす影響を考えると部屋干しが一番ですが、大物を洗ったときや、早く乾かしたい洗濯物があるなど、どうしても外干ししたい日もありますよね。
そんな時は、黄砂が飛んでいても赤ちゃんの洗濯物を外干しできる便利グッズを使うとよいでしょう。
黄砂でも外干しできる便利グッズには、以下のようなものがあります。
洗濯物保護カバー
洗濯物を上からぐるりと囲むようにデザインされている洗濯物保護カバー。
黄砂や花粉、大気中のホコリなどから洗濯物をガードし、外干しでも安心できます。
また、保護カバーの中には撥水加工されているものが多く、突然の雨など天候の変化にも対応可能です。
直射日光による紫外線ダメージや、洗濯物の色落ちも防いでくれるため、一つあると洗濯が快適になりそうですね。
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ベランダ用スクリーン
ベランダの物干し竿に通すだけで設置が完了するベランダ用スクリーンは、黄砂を始め突風から舞い上がるホコリや花粉が洗濯物に付着するのを防いでくれます。
風通しも良いため洗濯物が乾きやすく、黄砂でも急いで乾かしたいものがあるときに大活躍しそうですね。
また、雨や紫外線からも衣類を守ってくれるので、赤ちゃんの洗濯物でも安心して干せそう。
ベランダの目隠しにもなるため、下着など見られたくない洗濯物を隠せたり、プライバシーの保護にもつながるため、常につるしておいてもよさそうなアイデムです。
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ビニールカーテン
野外用のビニールカーテンは、微細な粒子の黄砂でもしっかりガードしてくれそう。
ビニールなので風は通しませんが、日光を当ててふんわりさせたいベビー布団などを干したいときに活躍しそうですね。
ベランダ全体を覆えばサンルームのようになり、雨が降った時でも洗濯物の干場に困らなくなりますね。
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黄砂で赤ちゃんの洗濯物を外干ししてしまった!落とし方や洗い直しなどの対処法
黄砂が飛んでいるのに、うっかり洗濯物を干してしまった場合の対処法はあるのでしょうか。
黄砂はとても小さな砂の粒子で、水に溶けることはありません。
しかも、濡れた状態の洗濯物には黄砂が付きやすく、繊維の中に奥深く付着してしまうため、なかなか取り除くのも難しいそうです。
黄砂が飛んでいるのに外干ししてしまったときの対処として、まずは干している洗濯物をしっかりと乾かすこと。
完全に乾ききってから、洗濯物をたたいたり、はたいたりしてできるだけ黄砂を振り落とすようにしましょう。
はたくときは空気中に舞った黄砂を吸い込んでしまわないよう、マスクなどでガードし、赤ちゃんから離れた場所で行ってくださいね。
はたくだけでは不安な場合は、洗濯機のすすぎコースですすぎ直しをすればほとんどの黄砂は取れてしまうそうです。
赤ちゃんや家族にアレルギーがあるなど、入念に黄砂を落としたい場合は最初から洗い直した方が安心できるかもしれないですね。
すすぎ直しや洗い直しはちょっと面倒ですが、赤ちゃんと家族を守れると思えばひと手間も無駄ではないと思います。
黄砂で赤ちゃんの洗濯物への影響まとめ
黄砂が飛んでいる時期には、洗濯物は部屋干しが一番ですが、どうしても外に干したいときは便利グッズを利用すれば快適ですね。
赤ちゃんは大人に比べとても繊細で、アレルギーなどの心配もあるので、黄砂の時期は特別気を付けておきたいですね。
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