毒性が非常に強い「カエンタケ」というキノコが千葉県など各地の公園や住宅地に発生し、注意を呼び掛けているようですね。
秋になると毒キノコの話題をよく耳にしますが、今回発見された「カエンタケ」はかなりの猛毒だそうで、触っただけでも皮膚が炎症を起こしただれたりするそうです。
過去にはカエンタケを食べて亡くなった方もいるそうで、かなり注意が必要なのが分かりますね。
通常毒キノコは山の中やふもとなど自然の多い場所に生息しているイメージですが、カエンタケは私たちの身近にある公園や住宅地にあるというからこまったもので。。。
もし子供が間違って触ってしまったら?ペットが食べてしまったら?そうなってしまう前に発生場所はどこなのかを確認しておきたいところ。
この記事では、カエンタケの発生場所はどこなのか、自生地や群生地などがある地域をはじめ、公園や住宅地など身近な場所のどこに生えているのかを調査してみました。
目次
猛毒キノコ「カエンタケ」の発生が各地域で確認される!生息地が公園や住宅地で注意喚起を呼びかけ!
【猛毒】「カエンタケ」発見相次ぐ、千葉県など各地の公園や住宅街でもhttps://t.co/UGgmmZILKD
カエンタケは触るだけでも皮膚がただれるなどする毒キノコ。オレンジ色や赤色の細長い棒状に枝分かれした形が特徴で、致死量は3グラム。2000年には群馬県でカエンタケを食べた1人が死亡した。
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 22, 2021
猛毒キノコの「カエンタケ」が千葉県など各地の公園や住宅街で発見され、注意を呼び掛けているというニュースが話題ですね。
「カエンタケ」ってあまり耳にしない名前ですが、数ある毒キノコの中でもかなり毒性が強いものらしく、通常食べなければ被害はないキノコばかりだそうですが、カエンタケに関しては触っただけでかなり危険というので、ちょっと恐ろしくなってしまいますね。
触っただけでも皮膚にただれや炎症などの症状が出るらしく、もし食べてしまった場合、摂取した直後に発熱や嘔吐などの症状が表れるそう。
致死量はたったの3グラムというので、想像よりもはるかに毒性が強いのかな・・・。
3グラムというのはカエンタケ自体の量なのか、毒素を3グラム取れば致死量になるのかはちょっとわからないのですが、一口食べただけでも危険なのは明らかですよね。
今回発見されたカエンタケは、千葉県など各地の公園や住宅地と報道されており、過去には群馬県で発見され、食べてしまった方がなくなったという事例があるそう。
公園や住宅地と言えば私達からとても身近な場所ですし、子供や散歩中の犬、猫などのペットが触ってしまったらと思うと怖いですよね。
自分たちが住む地域でも生息しているのかが気になりますが、千葉県や群馬県以外でもカエンタケが発見されたことはあるのでしょうか?
発生場所や生えている地域はどこなのかすごく気になりますね。
カエンタケの発生場所はどこ?生えている分布地域やどこの都道府県にあるのかを調査!
子どもの頃の植物図鑑でもカエンタケは「一本食べると死ぬ猛毒。触るだけでも危険」と記述されており、「最凶のキノコ」として裏ボス的感覚があった。近所のキノコ博士は「カエンタケは関西にしか生息しない」と言っていたが、関東まで侵食されている。気をつけなければ pic.twitter.com/muqRzhKbzC
— フルフェイサーM【鉄兜】 (@mfullfacer) October 22, 2021
猛毒キノコのカエンタケが見つかったということですが、今回報道されていた地域は千葉県の公園や住宅街とのこと。
以前カエンタケを食して亡くなった人がいたという事例は群馬県だったそうです。
千葉県と群馬県というと、関東地方ということになりますね。
関東地方pic.twitter.com/F1Qxn2Lsmo
— 地図bot (@map_bot_) October 20, 2021
【関東地方】
- 茨城県
- 栃木県
- 群馬県
- 埼玉県
- 東京都
- 神奈川県
千葉県と群馬県は関東地方でも端と端に位置しているので、この地域全体的に発生地となっている可能性がありそうです。
そこで全国の都道府県でこれまでにカエンタケの発生が確認された地域を調べてみたところ、特定の都道府県ではなく日本のいろんなところに生息している可能性があるとのことでした。
カエンタケが見つかるたびに今回のようにニュースで注意が呼び掛けられるようですが、過去に発見されてニュースとなった地域はこのような場所があるようです。
カエンタケが発生した場所や地域
- 山梨県山中湖村の山林や住宅地
- 奈良県生駒山山麓
- 奈良県若草山頂上付近
- 神奈川県相模原市の道保川公園
- 山形県小国町
- 岐阜県内
- 東京都青梅市
- 新潟県見附市
- 千葉県茂原市
- 福島県南相馬市の公園 など
ここには挙げられていない九州や北海道などでも発生している例があるそうで、日本のこの地域は大丈夫!ということはなさそう。
発生する時期は夏から秋にかけ出だそうなので、その時期は特に注意が必要ですね。
ちなみに、世界的には中国、韓国、ジャワ島、オーストラリアなど広い地域で発生が確認されているそう。
日本と気候がそっくりの国ばかりではないので、発生するのに条件はあまり関係ないキノコなのかもしれないですね。。。
カエンタケの身近な発生場所はどこ?公園や住宅地&道路沿いなど自生地をチェック!
カエンタケがトレンド入りしとるw
こんないかにもな見た目のを食べようとする人はいないだろうけど
触るだけでもアウトなので見かけても写真を撮るぐらいに止めておこう🍄 pic.twitter.com/E6uVHSjC6L— 🐣とりだんご@ありがとうれ~るとりっぷ (@toridanngo01) October 22, 2021
通常毒キノコが話題となるのは、山にキノコ採りにでかけて間違って毒キノコを食べてしまったという話をよく聞きますね。
しかし、カエンタケは山の中だけでなく、私達に身近な公園や住宅地に生えているというのでとても厄介。
大人であれば色や形の異様さから、触らずにおこうという防御力が働きますが、真っ赤な面白い形をした植物を見つけた子供は、瞬時につかんだりする恐れもありますね。
それに犬や猫などペットを散歩している時も、飼い主がよそ見をしている間に目の前にあるカエンタケを舐めてしまったり、鼻でクンクンしてしまう心配もあります。
公園や住宅地でカエンタケの発生する場所に特徴はあるのでしょうか。
調べてみたところ、カエンタケの発生に好条件なのはこのような場所だそう。
- ナラやブナなどの広葉樹の根本に生えることが多い
- 虫が媒介する金で樹木が枯れる「ナラ枯れ」の被害があるところ
ナラやブナとは、こんな見た目の樹木なのですが、公園や住宅地でよく見かけますよね。
10℃の黄緑色の森。
寒いよね?って言ったらブナの木が余裕のVサイン。#ウェークアップ #選挙に行こう#ウチカフェしよう
(ネット投票にしてくれるとウチカフェしながら投票出来そう・・・色々問題もありそうだけど) pic.twitter.com/rkzCEXRsKi— 灰色 (@Haiironoworld11) October 15, 2021
豪雪地帯の #谷川岳 これもブナと思うけどこういうふうに根元湾曲してる木が沢山。冬、雪の重みで倒れ、春に起き上がってきてこうなるとのこと。あとミズナラとミズナラのどんぐり(今年は実の育ちが悪いそう)、それとミズキの一種の実かな pic.twitter.com/43tfjgGGnz
— KeiKo ♔KinKi Kids♔ & ♕Ryo Yoshizawa♕ (@k241224) October 22, 2021
また、キノコが成長するのに適しているのは湿気の多い場所や雨あがりで地面が濡れている時などだそう。
秋の雨が多く振った後など、道端の日陰に白や茶色のキノコがひょろひょろと生えているのをよく見るのは、成長に適して自生しやすい場所だからなんですね。
ブナやナラの木が生えているところは本当に要注意ですが、個人的には道路沿いの草むらや、道端などの湿気のある所は子供やペットを連れて歩くのを控えようかなと考えています。
カエンタケの発生場所はどこかより気になる話題!
カエンタケの発生場所はどこかより気になる話題を集めたので、ぜひ読んでみてくださいね。