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2021年大河ドラマ「青天を衝け」タイトルの意味|由来となった主人公渋沢栄一の名言とは

2020-07-11

青天を衝けタイトル

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2021年の大河ドラマは日本資本主義の父、渋谷栄一の生涯を描く「青天を衝け」です。

大河ドラマらしく、一言でインパクト大のタイトルですね。

しかし、タイトルを見ただけでは物語を想像するのはちょっとむずかしいと感じます。

そこで今回は、2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルについて調べてみたいと思います。

「青天を衝け」タイトルの意味

2021年大河ドラマ「青天を衝け(せいてんをつけ)」では、日本資本主義の父と称される渋沢栄一の生涯を、幕末から明治まで目まぐるしく変化する日本の歴史とともにえがかれます。

渋沢栄一といえば、2026年にリニューアルされる日本の紙幣、一万円の肖像となることで話題ですね。

タイトルの「青天を衝け」は、渋沢栄一がまだ若い頃、家業の商売を手伝っていた時までさかのぼります。

渋沢家は藍玉の製造販売と養蚕を兼業していて、さらにコメや麦、野菜の農家でもありました。

藍玉とは

藍の葉を乾燥・熟成させて作った染料・蒅(すくも)を固形化し、丸めたもの

幼い頃から父親と一緒に信州や上州に藍を売るための旅に出ていました。

当時は電車やバスのよう便利な移動手段はありません。

長距離の旅となると、陸地は馬車、駕籠(かご)、水路は船をつかいますが、自分の足で山や谷を越えることは当たり前でした。

江戸時代の旅人は連日40㎞もの距離を歩いて旅するのが普通だったそうです。

栄一の実家は千葉県で、信州まで行くとなると約300キロほどの距離があります。

その距離を歩くとなると、一週間以上はかかるということですね。

しかも、商売で旅をするなら藍玉などの商品も大きな荷物になるでしょうから、若い栄一には大変な苦労だったことでしょう。

14歳からは父の付き添いもなく、一人で藍の葉を仕入れる旅に出るようになりました。

険しい山道をこえ、旅の途中、長野県の内山峡(うちやまきょう)で栄一が詠んだ漢詩の中の一節がこちら。

 

「勢衝青天壤臂躋 氣穿白雲唾手征」

「青空をつきさす勢いで、ひじをまくって登り、白雲を突き抜ける気力で、手につばして進む」と訳すことができます。

 

2021年大河ドラマのタイトル「青天を衝け」は、この詩にある「青空をつきさす」から取ったそうです。

重たい荷物を背負い、凹凸の激しく険しい山道、夜になれば光はなく、寂しさと恐怖に身をすくめて休んだことでしょう。

それでも家業のためにと弱音を吐くことなく、信州を目指して進んでいた栄一の気合の一節ですね。

この詩を詠んだのはまだ若い青年の頃ですが、心意気は栄一の生涯にわたって続いていきます。

家業で商才をみがき商売を学んだ栄一は、農民から武士となり、明治になる政府の役人となって行政制作を行いました。

退官してからは第一国立銀行(現みずほ銀行)の党首に就任、数々の遅行銀行を設立します。

アメリカの報道機関へ日本のニュースを送るために発案した通信社は、現在の時事通信社と共同通信社の起源となりました。

紆余曲折あり、逆光にも耐えながら「日本資本主義の父」と称されるようになった渋沢栄一は、生涯にわたってこの漢詩の一節のとおりに生きてきたのでしょう。

「青天を衝け」主人公渋沢栄一の名言

大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルになった漢詩の一節以外にも沢山の名言を残した渋沢栄一ですが、その中の一部をご紹介します。

 

四十、五十は洟垂れ小僧、六十七十は働き盛り、九十になって迎が来たら、百まで待てと追い返せ

おじいちゃんおばあちゃんからこのセリフを聞いたことがありませんか?

老人会などでよく掲げられているスローガンですよね。

92歳までの大往生だった渋沢栄一は、こうした心意気で長い間元気に活躍していたんでしょう。

 

一人ひとりに天の使命があり、その店名を楽しんで生きることが処世上の第一要件である

様々な企業の立ち上げに力を尽くしてきた渋沢栄一は、商売の才能にたけていてまさに天命だとおもい仕事に励んでいたのでしょう。

渋沢栄一の恩恵に与れている今の日本人にとって、いつまでも語り継いでいきたい言葉ですね。

 

夢なき者は理想なし

理想なき者は信念なし

信念なき者は計画なし

計画なき者は実行なし

実行なき者は成果なし

成果なき者は幸福なし

ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

いつまでたっても夢を忘れるな、という言葉はよく聞きますが、その夢に向かって行動できる人はどのくらいいるのでしょう。

志を高く持っただけではかなう夢もかなわない。

自分の力で行動したものだけが夢を、幸福を手にすることができる。

目標に突き進んでいる時、挫折しそうになった時に読み上げたい名言です。

 

多く聞き、多く見て、その中より最も善きものを選び、これに従うて行作せねばならぬは中人の常なり。

されどあまり見聞のみを博くしても、その人に取捨の見識がなければ、選択の見当がつかなくなって迷うようになるものだ。

沢山の事を見て学び、知識をつけるのは大切ですよね。

しかし、見たり聞いたりするだけで、取り入れた情報をすべてうのみにするだけでは、情報の波に埋もれるだけ。

インプットしたものを自分で厳選して、必要なものだけを真に取り入れることが大事なんですね。

沢山情報はあっても、すべては自分次第ということ。

ネットを開けば何でもわかってしまい、いらないものまで取り込んでしまう現代人にとって身に染みる言葉だと思いませんか。

おわりに

2021年大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルの意味についてまとめました。

生涯をかけて挑戦し続け、青空をけりあげながら生きてきた渋谷栄一が、ドラマの中でどのように描かれるのか楽しみですね。

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