学校が長期休みに入ったり、雨が続いて外に出れない日が続くと、子供たちも元気を持て余してしまいます。
本読みやお絵描きにあきてしまうと、やっぱり頼ってしまうのはテレビやYouTubeなどの動画。
子供も集中してみてくれるし、その間にちょこっと家事を済ませたりできるので助かります。
しかし、来る日も来る日も画面に向かう子供を見て不安になることもありますよね。
出来ればスクリーンから離れて、子供らしい遊びをしてもらいたい。
欲を言えば、親も少しだけ楽になるような、子供が長時間集中できる遊びが良いな。
そんな魅力的な室内遊びのなかでも、小学校低学年の子供が本当に夢中になる室内遊びのアイデアをまとめました。
楽しさ、夢中度、集中度、長時間遊べるなど、どのポイントも高い、我が子で実証済みの遊びばかりです!
こんなあなたに読んでほしい
・休みの間毎日テレビやYouTubeを観てばかりいる子供に不安を感じる
・テレビやYouTube以外で子供が楽しく長時間集中できる遊びを探している
目次
室内で低学年の子供が長く楽しめる遊びとは
折り紙、お絵かき、塗り絵に本読み…いろいろ遊んでみたけれど、どれも短時間であきてしまう。
これらの遊びは確かに面白く、子供も大好きですが、作って終わり、描いて終わりというように、一つの作業で終わってしまいますね。
室内遊びで小学校低学年の子供があきずに遊べるのは、ズバリ工作やクラフトなど、作った後に続く楽しみがある遊び方です。
工作なら、準備、作品作り、作った作品で遊ぶという一連の流れがあり、それぞれの工程で違った面白さがあります。
また、出来上がった工作で遊ぶということは、作者である本人が自由にアレンジを加えることができ楽しさが長続きします。
工作が子供に与える良い影響は、創造性や創作性を養い、完成というゴールに向けての集中力も身に付くこと。
出来上がった後の達成感は、「やればできる!」という自己肯定感にもつながります。
家にあるもので今すぐできる室内工作遊び
段ボールの家
小さな子供って、段ボールの中に入ったり、被って遊んだり、なぜか段ボールが好きだと思いませんか?
そんなに好きなら、通販などでたまった段ボールは、お家にして遊びましょう。
家を作る前にデザインや設計図を書いて、窓の数やドアの位置などを決めていきます。
もちろん住む人(人形やぬいぐるみ)も決めて、個人のライフスタイルに合った設計を。
形ができた後は、色を塗ったりデコレーションをして、理想の家を形にしましょう!
新しい家に入居した後は、他の人形やぬいぐるみを招いてパーティを開いたり、おままごとをしたりと、遊びがどんどんつながっていきます。
スクラッチアート
普通のお絵かきに飽きたら、手作りのスクラッチアートがおすすめ!
いろんな色のクレヨンを、紙に塗り重ねていき、最後に上から黒色のクレヨンをぬって、準備は完了です。
これからが一番楽しいところ!下に塗り重ねた色の順番により、力加減によっては削り出てくる色が違います。
微妙な圧力をコントロールしながら、虹色の絵が出来上がっていくのは普通のお絵かきとは違った楽しさがあります。
絵本作り
絵本は読むものという考えをひっくり返して遊びましょう。
子供たちの頭の中には、いろんな物語が沢山詰まっています。
そんな物語を形にしましょう。
絵をかき、文章を書き、製本して、出来上がった絵本を、うれしそうに読み聞かせしてくれる顔は、かわいくてたまりませんよ。
魚釣りゲーム
大きな紙を水色に塗りつぶし、池を作ります。
色とりどりの折り紙に、魚の絵をかいて切り取ります。
魚の口に、ペーパークリップを挟みます。
割りばしや棒、毛糸と小さな磁石を用意し、釣竿を作って準備は完了。
魚釣りするだけのゲームと思いきや、アレンジ性の高さ抜群の工作です。
一通り魚を釣った後は、魚だけではなく亀やクラゲといった、海の生物を仲間に入れたくなります。
釣っては作り、釣っては作りを繰り返し、どんどん創造性が高まります。
釣った魚で魚屋を開店し、三枚におろしてお皿に載せて食べるところまで遊びが広がっていきます。
我が家では午前中に始めたこの遊び、3時のおやつの時間まであきずに続けていました!
細かいパーツで集中力がアップする室内遊び
アイロンビーズ
言わずと知れたアイロンビーズですが、屋内遊びのネタが尽きた時に本当に活躍してくれます。
細かいパーツに集中することで、周りが見えず時間を忘れて没頭できます。
小学生なら低学年でも少し高度なデザインも上手に作れます。
男の子ならアニメやゲームのキャラクター、女の子ならネックレスのチャームや、人形用の家具など、無限大に作れます。
もちろん、できあがった作品で遊んでいるうちにどんどん時間が過ぎていきますよ。
レゴ
レゴのいいところは、「創作」と「遊び」が同時にできるところだと思います。
レゴと言えば、説明書に沿って建物や乗り物などの完成図の通りに作る、というのはどちらかというと高学年の子供の遊び。
小学校低学年のうちの子供たちは、レゴを手にした瞬間に物語の中に入っていきます。
レゴの人形を片手に、物語のあらすじに沿って建物をたてたり、街並みを作ったりと、完成という言葉がありません。
気が付けば部屋中がレゴのパーツだらけ。家じゅうの人形を総動員しておもちゃの国ができています。
お片づけは大変ですが、これだけ集中できるレゴはやはりすごいですね。
まぜたり捏ねたりが面白い室内遊び
手作り粘土
手作り粘土を作るとき、母としては家が汚れるし、材料の用意はめんどくさいと思ってしまいますが、ゼロから作る手作り粘土は子供たちのくい付きが本当に違います。
作った粘土で夢中で遊ぶ子供を見れば、多少の汚れや労力はなんのその。
作業する前にあらかじめ床に新聞紙を敷いておくなど、汚れを防ぐ対策をしておくといいですね。
手作り粘土の作り方
材料
小麦粉 1カップ
塩 大さじ1
サラダ油 大さじ2
水 1/2カップ
食紅 好きな色 適量
作り方
①小麦粉、塩、サラダ油を大きめのボウルに入れ、水を少量ずつ加えて捏ねます。水を入れすぎたら小麦粉を足して調節します。
②耳たぶくらいの硬さになり、手にべたつかなくなれば、食紅を入れて色が均一になるように捏ねて出来上がり。
一度作れば、ビニール袋などに入れて冷蔵庫で3~4日は保存できます。
粘土の可能性は無限大です。沢山の色を作って創作の幅を広げれば、子供たちが夢中になること間違いなしです。
手作りスライム
感触やひんやりとした感触が子供をとりこにするスライム。
作り始めからどんどん姿を変えていくスライムは、科学反応の勉強にもなりますね。
手作りスライムの作り方
材料
洗濯のり(PVAが原材料のもの)100ml
泡ハンドソープ 200ml
ベーキングパウダー 大さじ2
コンタクトレンズ洗浄液(ホウ酸入りのもの) 大さじ4
食紅 好きな色 適量
作り方
①ボウルに洗濯のりと食紅をいれてかき混ぜる。
②泡ハンドソープを入れてかき混ぜる。
③ベーキングパウダーを入れてかき混ぜる。
④コンタクトレンズ洗浄液を入れてかき混ぜる。
⑤ひとかたまりになったらボウルから取り出し、手でこねて出来上がり!
タッパーなどの密閉容器に入れれば、汚れてきたなくなるまで何度も遊べます。
ホログラムやラメなどを入れてキラキラスライムにしたり、何色かのスライムをまぜて虹色を作ったりするときれいですね。
伸ばしたり、垂らしたり、指で押して形を作ったり、プニプニ触感がとても面白いスライム。
うちの子供たちは、青いスライムを水にみたてて水族館を作ったり、レゴなどの小さな人形を埋め込んで「底なし沼~」などと言いながら遊んでいました。
スライムづくりにはこのタイプの洗濯のりとコンタクトレンズ洗浄液がぴったりです。
実用品を遊びながら手作りしよう
低学年でもお裁縫ができるくらい器用な子もいますね。
学校で使う移動ポケットやガーゼマスクは、直線縫いだけなので子供でも作れるんです。
家にある大きめのハンカチやはぎれなどでもできるので、ぜひ挑戦させてみましょう。
最初はひやひやするので、ケガをしないように教えてあげますが、慣れたらスイスイ縫えるようになります。
いちど始めると完成するまで驚くほど静かです。
自分で手作りしたアイテムは愛着がわきますし、お友達にも自慢したくなりますね!
手作りマスクの作り方はこちら
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おわりに
ご紹介した遊びのいいところは、次の日もおもちゃとして遊び続けていけるところ。
室内遊びのネタが尽きたら、ぜひ試してみて下さいね!