立憲民主党の尾辻かな子議員が、ツイッターの投稿で橋本徹弁護士を批判して炎上していますね。
一般の人々が休業要請などで収入が減っている中、国会議員の収入が高額すぎると批判されているというのに、その中での発言はどうかと思うのも当然ですね。
尾辻かな子さんとはどういう人なのでしょう。
学歴や経歴、年収や結婚して子供がいるのかも調べてみました。
尾辻かな子の学歴
橋下さんのギャラについて書いた尾辻かな子という政治家さんのwikiみたけど、一般社会でほとんど働いたことないかな?問題起こす人って比例代表が多い印象だなぁ。。
— 胡桃@🍓KinKi🍓Spring always comes (@kdinomaru) April 19, 2020
尾辻かなこさんは1974年12月16日生まれ。
奈良県出身で、大阪府阪南市で育ちました。
兵庫県立夢野台高等学校を1993年に卒業しています。
空手の腕前がかなりのものだったようで、高校在学中に空手道全国選抜大会と、アジアジュニア空手道大会で優勝するという快挙をのこしています。
高校卒業後は高知大学農学部森林科学科に入学しますが、中退しています。
その後韓国ソウル大学校語学研究所へ語学留学をしています。
ちなみに、尾辻かな子さんをネットで検索すると「在日」などが出てきますが、実際そういった情報はないようで、おそらくこの韓国留学の経歴が形を変えて「在日」という言葉になったのではないでしょうか。
留学を経て同志社大学商学部に入学。
勉強するのが大好きだったみたいですね。
尾辻かな子の経歴
新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~
日本赤十字社からガイドが出ました。病気、不安、差別のスパイラルを裁ち切る重要性と具体的な方法が提案されています。是非、広げてください。
https://t.co/wWmwYS59vJ pic.twitter.com/MOmEyU9g2Z— 尾辻かな子 (@otsujikanako) March 28, 2020
同志社大学に在学中であった2000年、特定非営利活動法人ドットジェイピーにおいて、議員インターンシッププログラムに参加します。
今から20年まえになりますが、これが政治の世界に足を踏入れた瞬間ですね。
2003年大阪府議会議員選挙に堺区選挙区から出馬し、28歳の若さで当選しています。
当時の府議会では最年少だったそうです。
2005年には、自身が同性愛者であることを公表し、同性カップルでも住みやすい環境ができるようにとせいをつくします。
今でこそ公にできるようになってきた同性愛やLGBTですが、当時それを発表し、活動することはかなりの勇気と覚悟が必要だったことが想像できますね。
LGBTを公表した国会議員は尾辻さんが初めてとのことです。
2012年衆議院総選挙に大阪5区から民主党公認候補として立候補しますが、公明党の候補に負けています。
しかし、2013年に民主党の参議院議員だった室井邦彦の辞職により、繰り上げ当選となりました。
2016年に結成された民進党で、大阪2区の総支部長に就任しています。
2017年以降は、立憲民主党の衆議院議員として活躍しています。
尾辻かな子さんの政策において第一のモットーは「多様な人が政治にかかわれる社会を作りたい」
大学在学中から政治の世界にたずさわり、政治により変わっていく社会の姿を見て、自分のような若い人でも社会を良い方向に変えていくことができると実感したのでしょうね。
さらに、自分が同性愛者だという「多様性」を持っている観点からも、沢山の人が政治にかかわり世の中を良くしていこうというモットーを掲げているのでしょう。
活動の基本方針として、以下を掲げています。
尾辻かな子活動の基本
制度のはざまでこぼれ落ちるものを発見し、拾いあげ、当事者と連携しながら政策提言につなげます。
脱おまかせ民主主義に向けて、共に考え、共に悩みます。
誰もが社会の一員となる包摂する社会、居場所と出番がある社会を目指します。
補完性の原則に基づいた自治制度のあり方、それを支えるシティズンシップ教育を考えます。
白か黒かではなく、カラフルな社会を作りましょう。多様性こそ社会の変革の力になります。
引用:尾辻かな子公式WEBサイトより
今の時代に響く内容ですね。
尾辻かな子の年収は?
立憲・尾辻かな子議員の暴言
「橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにと」→言っていない。名誉棄損。
「彼の1講演のギャラは200万円」→個人の収入に関する個人情報。
「普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか」→橋下氏は代議士ではないため、誰かの代弁者でもない。
3アウト。議員辞職。 pic.twitter.com/atWPpVWDo3
— 🇯🇵神戸市会議員 岡田ゆうじ (@okada_tarumi) April 19, 2020
国会議員の年収の内訳は、月給として受け取る「歳費」がひと月129.4万円、それに加えて「期末手当」という、ボーナスのような手当てが年間635万円ほど支払われることになります。
「歳費」と「期末手当」を合計すると、国会議員の平均年収は約2200万円ほどになります。
その他の収入となるのは、文書通信交通滞在費、立法事務費、おもち代や氷代などの臨時収入などで、こちらは個人や立場によって違ってきます。
尾辻かな子さんも国会議員の平均年収はもらっているのは確かでしょう。
加えて、2005年に発表した著書「カミングアウト-自分らしさを見つける旅」の印税もあるでしょうね。
ハッキリした金額は分かりませんが、おそらく2200万円以上はあるのではないでしょうか。
尾辻かな子の結婚歴や子供の有無は ?
尾辻かな子のレズ婚はパフォーマンス婚の可能性とゲイの方が指摘。
尾辻と結婚した木村真紀は尾辻落選直後に離婚して、村木真紀と改名した、
信じて結婚式に参列した人たちに失礼だと批判されてます。 https://t.co/q0fRMvmTaw
— 深田萌絵 (@Fukadamoe) September 1, 2018
尾辻かな子さんは、2007年に同性のパートナーである木村真紀さんと結婚しています。
結婚式は名古屋で開催されたゲイフェスティバルの一環として行われました。
パートナーの木村真紀さんと共にウエディングドレスに身をつつんでの結婚式は、「ゲイやレズビアンに対する社会的認識を高めてもらいたい」という思いからだったそう。
しかしその結婚式を挙げたのが2007年に尾辻さんが衆議院に出馬した時で、落選した後すぐに分かれていることから、これは「LGBTビジネス婚」だったのではと噂されました。
衆議院出馬から、結婚、落選、離婚という流れで行くと、ビジネス婚であったといわれても無理もない気はしますが、こればかりは本人同士でしか分からないことですね。
夫婦にはいろんな愛や感情、事情がありますから。
子供の有無に関しての情報は見当たりませんでした。
いちどの結婚歴はあるものの、期間は大変短く、相手の木村真紀さんも同性だったことから、2人の間の子供は考えられませんね。
また、養子縁組の情報もないことから、尾辻さんには子供がいないと考えても良いと思います。
尾辻かな子はなぜ炎上したのか
橋下氏がテレビで公務員の給料をゼロにとか、妬みを煽ることばかり言っていますが、彼の1講演のギャラは200万円です。90分で200万円稼げる人が、普通に暮らす人々の代弁者なのでしょうか。 https://t.co/Y79lo0FnaO
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) April 19, 2020
尾辻かな子さんはこのツイートで、元大阪府知事橋下徹さんの高額収入について批判しています。
橋本さんがテレビで公務員の給料をゼロにしろといったかどうかは不明ですが、公務員の給料について言及したのは確かでしょう。
それにかみついた尾辻さんですが、橋本さんが民間人として稼ぐ収入にたいして、議員報酬をもらっている尾辻さんがどうこう言うのは筋違いということで、大炎上しているようです。
確かに、議員という立場でありながら、民間人をディスるようなツイートをするのは違いますよね。
尾辻かな子の学歴、経歴、年収、結婚や子供は?のまとめ
いま世間で注目されている「ダイバーシティ」という言葉を日本で一番先に世の中に広げたのは、この尾辻かな子さんでしょう。
尾辻さんの活動で勇気をもらったり、自信を持てたり、すくわれたという人は沢山いると思います。
そういった面では、大いに尊敬に値しますね。
しかし、このご時世ですので、一つの発言がどういう風に世間に回ってしまうのかわかりません。
尾辻さんもここまでの話題になるとは想像していなかったのではないでしょうか。