俳優の反町隆史さんが、2015年から7年間出演してきたテレビドラマ「相棒」を卒業することを発表し、話題となっていますね。
相棒が最初に放送されたのは2000年のことで、以降主演の水谷豊さん(杉下右京)の相棒を務めてきた歴代俳優の中でも、最多出演回数を誇る反町隆史さんの卒業に、相棒を普段から楽しみにしているファンのショックも大きいようです。
ニュースサイトによると、反町隆史さんが相棒を卒業する理由について何か特別な問題があったようなことは言及されておらず、どちらかと言えば円満に終了という感じで報道されていました。
とはいえ、長年勤めあげた相棒の卒業理由は、ファンにとってもっと詳しく知りたくなるところですよね。
反町隆史さんが相棒を卒業する本当の理由はなぜなのでしょう、調査してみました。
目次
反町隆史が相棒卒業を発表!冠城亘&杉下右京コンビの見納めにファンは「どうして卒業?」と惜しむ声続出!
反町隆史“冠城亘”、「相棒 season20」最終回で卒業決定『ここまで続けてこられたのは水谷さんがいたから』(WEBザテレビジョン)
https://t.co/0dujI8zd0Pあかん...
ショックすぎて立ち直れない...😭
せめて、今後も時たま出演するという希望あるラストでお願いします。@AibouNow #相棒— cerisiersakura (@cerisiersakura) November 24, 2021
テレビ朝日系列の人気長寿刑事ドラマ「相棒」シリーズで、水谷豊さん演じる杉下右京の相棒を長く務めてきた反町隆史さんが、シーズン20を最後に卒業することが発表されましたね。
反町隆史さんが初めて相棒に登場したのは2015年に放送されたシーズン14の第一話で、法務省のキャリア官僚役が始まりでした。
シーズン20までで合計7シーズン連続で相棒を務め、歴代最多の125回という出演本数に到達しており、相棒ファンたちからは反町隆史さんの卒業を惜しむ声が止まらない状態となっているみたい。
反町隆史さんは杉下右京の相棒4代目を務めたのですが、それ以前の相棒たちは以下の方々でした。
【✨「相棒」過去4シーズン初解禁✨】
水谷豊 演じる主人公・杉下右京とタッグを組む
4人の歴代相棒🕴(寺脇康文、及川光博、成宮寛貴、反町隆史)が
それぞれ登場する最初のシーズンが見放題配信スタート‼
🎉シリーズの歴史を一気に振り返ろう🎵https://t.co/q0xlwBi6Nm#ビデオパス #テレビ朝日 pic.twitter.com/AAVEwU8G3k— TELASA(テラサ) (@telasa_jp) December 21, 2018
反町隆史ほか歴代相棒
- 1代目:寺脇康文(亀山薫)2002年~2008年
- 2代目:及川光博(神戸尊)2009年~2012年
- 3代目:成宮寛貴(甲斐享)2012年~2015年
- 4代目:反町隆史(冠城亘)2015年~2022年
相棒が最初にテレビドラマとして放送された2000年、土曜ワイド劇場として単発ドラマだったのが、放送された全3回の人気が高く連ドラに昇格したというものでしたが、それから20年間もの間、数々のストーリーで視聴者を楽しませてくれていますよね。
特に反町隆史さんについては、これまでの歴代相棒の中で一番出演回数が長いこともあり、せっかく右京さんとのコンビネーションを安心して観ることができていたのに、、、と、卒業を惜しむ声がたくさんあるのもうなずけます。
反町隆史さんは、相棒を卒業することに対しこのようにコメントしているとニュースでは伝えられていました。
「ここまでやってこられたのは水谷さんがいたから。一言では言い表せない思いがありますが、今はとにかく感謝の気持ちでいっぱいです」
このコメントを聞くと、反町隆史さん本人は卒業に対し思い残すことはないような感じを受けますが、実際の相棒卒業の理由は何だったのでしょうね?
反町隆史の相棒卒業理由はなぜ?番組のマンネリやネタ切れのためのテコ入れの噂を調査!
反町隆史が相棒シーズン20最終回で降板、理由とコメント発表。水谷豊と7年共演、歴代最多出演数を更新し… https://t.co/V8nS96YEwX pic.twitter.com/8C9U3Vo6OL
— Chala男 (@Chala402692251) November 24, 2021
反町隆史さんが相棒を卒業するにあたり、その理由やわけがなぜなのかを調査していきたいと思うのですが、その前に反町隆史さん以前の相棒たちの卒業(降板)原因は何だったのかをチェックしてみたところ。。。
・寺脇康文
スタート時は良い関係だったが、次第に寺脇康文さんが作品に対する自分の意見を示すようになり、水谷豊さんとの確執を招いたためシーズン途中でいきなり降板した。
・及川光博
相棒出演中に元スタッフとの不倫疑惑報道があったため、現場の雰囲気が悪くなり降板。
・成宮寛貴
水谷豊さんが成宮寛貴さんの演技に不満を持ったため、ドラマ内で役柄を殉職させる形で降板。
ネットニュースの情報を集めただけなので、上記の相棒たちの降板理由が本当なのかは分かりませんが、もしそうであればこれまで円満に番組を卒業した相棒っていないんですね。
では反町隆史さんは同なのでしょう。
反町隆史さんが相棒を卒業するというニュースでは、卒業の理由についてこのように触れている文章がありました。
“右京の相棒”として歴代最多出演本数を更新する今シーズンの撮影開始に先立ち、番組サイドと本人サイドの間での話し合いの中で、反町本人より今シーズンいっぱいでの卒業の意向が示され、最終的には双方が納得した上で、卒業することが決まったという。
以上の文章から読み取れば、反町隆史さんが自ら相棒を卒業したいと番組側に持ち掛けたように感じますね。
「反町本人より今シーズンいっぱいでの卒業の意向が示され」ということからも、何となく一方的に辞めたいんだけど、、、と切り出したような?
そういうのであれば仕方なく番組側がイエスと言ったという風にも聞こえますが、実は相棒は放送開始から21年を迎え、視聴者からも「ネタ切れ」「マンネリ」「テコ入れが必要」という意見も多数上がっていたという事実があるそうです。
にしてもなんで相棒……そりまちさん卒業なん…??悲しい……めちゃめちゃ安定してたやん……やはりマンネリとか……?
最後の最後で変な別れ方しないでかんべそんみたいにまたちょいちょい出てきて欲しい😭— ぱ🖋19/45@東4コ08b (@patag02a) November 24, 2021
「相棒」視るの止めようかな。昔は、毎週放映日が待ちきれないほど楽しみだったが、近年はなあ。マンネリというか、目新しさもないし。録画しても見なくなっちゃったね。同じ長寿番組「科捜研の女」の方がまだ飽きずに見ていられる。
— あすか (@nounin03) November 5, 2021
相棒ファンの中には、2000年に始まった土曜ワイド劇場のころからずっと視聴を続けているという人もいるでしょうから、21年間同じような事件に向かい合う刑事ドラマに「マンネリ」「ネタ切れ」という評価を付けたくなるのも一理あるかなとは思いますが。。
ここら辺は長年続くシリーズものがどうしても直面してしまう壁ともいえますよね。
古いファンを意識して同じようなストーリーで続けるとマンネリと言われてしまい、それを打破するために新しい展開を仕込めば、らしくないと批判される。
昔のように娯楽が少なく、分かりやすい時代劇が批判されることなく長年愛されてきたころとは、メディアのあり方もだいぶ違ってきているので仕方のないことではありますね。
マンネリやネタ切れという視聴者からの感想は、番組側にも届いているでしょうし、シーズン開始前に反町隆史さんに卒業を示唆したのは番組側という可能性もあるんじゃないかな?
個人的には毎回同じようなストーリーの中でも、サスペンス色を強くしている放送回や、ギャグっぽいシーンが多く笑わせてくれる放送回など、シリーズものにしては奮闘していたのになとも思うのですが。。。
実際はどうなのでしょうね。
\冠城亘の最後はどうなる?/
反町隆史の相棒卒業理由は本人の希望?仕事のスケジュールやイメージ塗り替えなど降板原因が気になる!
反町隆史:「相棒」今シーズンで卒業 7年続投で“歴代最多出演”の相棒に 水谷豊「ソリで良かった」 https://t.co/Xxy7MEqtHS @mantanwebより
ボスに反町君定年退職だって言われました!
全く笑っちゃいますよね! pic.twitter.com/sljRZB0hCK— アサワミソシル (@piepieman0613) November 23, 2021
反町隆史さんが相棒を卒業する本当の理由として、番組のマンネリやネタ切れ以前に反町隆史さん本人が強く希望していたということが考えられますね。
反町隆史さんは若い頃から俳優として第一線で活躍しており、2021年で48歳になった今ではイケメンからイケオジに転身しつつあります。
年齢の事を考えても、相棒に加入した40代前半の頃とは演技の種類も役柄も大きく変化できる状況で、この先相棒を続けていけばどうしても「冠城亘」のイメージを背負っていかなければならないということも、卒業理由のうちの一つではないでしょうか。
これまでに反町隆史さんが出演したドラマは人気を博し、反町隆史=○○というイメージが大変定着しやすい役柄ばかりでした。
【反町隆史の主な歴代出演ドラマ】
- ビーチボーイズ
- GTO
- グッドライフ
- 相棒
人気があるゆえに、ドラマが放送された後も役柄のイメージが定着しすぎており、特にGTOなんかはいつまでたっても反町隆史=鬼塚という方程式のような印象が残っていますよね。
出演したドラマが視聴者の心にがっちり残っているのは良いことですが、俳優として幅を広げていくには、定着しすぎたイメージは邪魔になってしまうことも。
特に相棒では、反町隆史さん自身にとっても一番長く演じ続けてきたドラマと役柄なので、すでに定着している「冠城亘」のイメージ以上のものを生み出さなければ、いつまでたっても冠城亘のままで俳優人生を過ごすことになりますよね。
また、相棒は毎年10月中旬から放送が開始され、翌年の3月中旬までシーズンが続きます。
一年のうちの半分をたった一つのドラマの撮影で拘束されてしまうことで、反町隆史さんの仕事量にも制限がかかってしまいますよね。
反町隆史さんが相棒に加入した2015年から、ドラマや映画に出演した本数を数えてみたのですが、相棒以前に比べて格段に数が減っていることが分かります。
【相棒加入以降の反町隆史出演テレビドラマ】
- 花のち晴れ〜花男 Next Season〜 (2018年)
- リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜(2019年)
- SUITS/スーツ2 第1話(2020年)
【相棒加入以降の反町隆史出演映画】
- 相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断(2017年)
- ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年)
- みをつくし料理帖(2020年)
相棒に反町隆史さんが加入する以前は、一年に2.3本ペースで連ドラに出演していたことを考えると、俳優として演じる役柄が大幅に減ってしまっていますよね。
反町隆史さんの年齢は48歳で、人生の節目となる50歳までもうあと少し。
どんなに長生きしたとしても、俳優として生きていける期間はどのくらい残っているか分からないことを考えると、相棒を継続し続けることで可能性が狭まってしまうと思っているのではないでしょうか。
また、2022年の春からWOWOWで放送されるドラマ「今時の若いモンは」で、反町隆史さんが主演を務めることが決まっているそう。
「今時の若いモンは」は、吉谷光平氏の人気漫画を実写化したもので反町隆史さんにとってはWOWOWの初出演作品となります。
人気マンガの実写ドラマとあって、相棒の冠城亘とはとてもかけ離れた役柄でもあり、このドラマを機に「冠城亘」のイメージからも卒業したいと考えているのかもしれないですね。
反町隆史の相棒卒業理由はなぜかより気になる話題!
反町隆史さんの相棒卒業理由はなぜかより気になる話題を集めたので、ぜひ読んでみてくださいね。