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アスベストが含まれる珪藻土商品の見分け方が知りたい!家庭での対処や処理法は?

2020-12-16

アスベストが含まれる珪藻土の見分け方

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2020年12月16日、大手ホームセンター「カインズ」が自社販売していた珪藻土のバスマットなどに基準値を超えるアスベストが含まれていたとニュースになっていましたね。

 

我が家でも珪藻土を使ったバスマットや商品を使用しているし、壁にも珪藻土をぬっているのですごく心配!

 

今回問題になっているのは「カインズ」の商品ですが、以前にも同じような理由で回収になったこともあるみたい。

 

でもいったいどうやってアスベストが含まれているのか、見分け方が知りたいと思い、あれこれ調べてみました。

 

「カインズ」珪藻土バスマットなどにアスベストが含有

珪藻土は湿気を吸いこむ能力が高く、20年以上前から主に家の壁材として使われてきました。

 

自然の素材で湿気や水分を吸いとるという特徴を生かし、現在ではバスマットやコースター、石鹸トレーなど様々な商品として生活に欠かせないものとなっています。

 

その珪藻土を使った商品に基準値以上のアスベストが含まれていたというから、自宅で使用している人は本当にびっくりですよね。

 

ホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)は15日、自社で販売した珪藻(けいそう)土のバスマットなど約29万点の製品を回収すると発表した。基準値を超えるアスベスト(石綿)が含まれている可能性があるため。破損すれば飛散する恐れがあり、同社は使用中止を呼び掛けている。

引用:時事ドットコム

 

アスベストの基準値は0.1%ですが、カインズの珪藻土商品のなかには最大1.3%の含有が確認されたそうです。

 

我が家で使っている商品はカインズのものではないですが、アスベストが含まれている可能性も十分にあるんじゃないかと思うと恐ろしくなってしまいます。

 

アスベストが含まれる珪藻土商品の見分け方は?

アスベストが含まれているかもしれないとはいえ、自宅で使っているものが当てはまるのかわからないですよね。

 

どうすれば見分けがつくのか、専門的な知識もないのでわからない!

 

しかし、分からないなりに調べてみたところ以下のような注意点を見つけることができました。

 

原産国

 

珪藻土バスマットなどの商品は値段も高いものから安いものまで様々です。

 

価格が安いからといって1500円~3000円程度の手ごろなものを選ぶときは、必ず原産国を確認することをおすすめします。

 

安価な商品の大半は中国製だという情報を見つけました。

 

中国産の珪藻土商品は成分的にみて、建築材料としてホームセンターなどで売られている「石膏ボード」「ケイ酸カルシウム板」に近いものが存在するそうです。

 

その「ケイ酸カルシウム板」のつなぎにアスベストが使われているとのこと。

 

日本ではアスベストの使用を法律で厳しく定めていますが、中国にもそういった決まりはあるものの、規格を満たしていない商品もある可能性は否めないそうです。

 

それに、中国から輸入してくる商品は、どこで発掘された珪藻土で、つなぎに何を使っているのかなどが不透明な場合が多いそう。

 

もし自宅で使っている珪藻土商品が中国製もしくは原産国不明なものなら、念のため使用を中止した方がいいかもしれないと思いました。

 

白っぽいもの

 

先に書いたように、中国製の珪藻土商品には、建築材料として使われる「ケイ酸カルシウム板」によくにた成分でできているものが多いという情報がありました。

 

「ケイ酸カルシウム板」に成分が似ているかどうかを見分ける方法の一つに、色があるそうです。

 

中でも白っぽいものがちょっと怪しいそう。

 

実際に珪藻土の素材そのままを使った商品の色は薄いグレーで仕上がっているそうです。

 

とはいえ、インテリアの一部として使うバスマットなどはデザイン性を重視して着色やプリントなどが施されているものが多いので見分けるのも大変ですよね。

 

もし現在使っているものの色が真っ白だったり、加工されていたとしたら安全を考えていったん使用を中止した方がいいかもしれないですね。

 

科学的なにおいがある

 

珪藻土は、海や湖の中にあるプランクトンの死骸が蓄積して出来上がった自然素材です。

 

壁材として塗ったばかりの頃であれば、雨上がりの土のような湿ったにおいがするそう。

 

完全に硬化すれば臭いは消えるそうです。

 

しかし、珪藻土商品の中にはニオイがきになるものがあるなと感じたことはありませんか?

 

我が家では100円ショップで買ってきた珪藻土商品を使ったときにちょっとにおうな、と思ったことがあります。

 

値段が安かったということもあり、においが気になってそのまま使わなくなってしまいました。

 

今となれば、これはもしかすると珪藻土のつなぎに使っている素材のにおいだったのかなと思っています。

 

珪藻土だけでは、製品を加工したり、商品として日常的に使用するための耐久性が弱くなるそうで、そのためにつなぎを使用しています。

 

しかし、そのつなぎとして使われているものの中に、不純なものや質の悪いものが使われていれば、変なにおいがするのもわかる気がしました。

 

とくにセメントのようなにおいがするものは避けたほうが良いそうです。

 

吸水性が悪いもの

 

湿気や水分を吸収する能力が優れているのが珪藻土の特徴です。

 

しかし、きちんとした管理の元で製造されていなかったり、珪藻土の商品にふさわしくないつなぎなどの素材が使われているものは機能的にも劣るそう。

 

水を吸いにくかったり、乾燥するまでに時間がかかるため、バスマットであれば二人くらいお風呂に入ったら飽和状態になり水を吸い込まなくなるものは注意が必要だそう。

 

やはり海外製にこういった粗悪品が多いとのことで、原産国をチェックするのは珪藻土商品を買うときの必須だと言えますね。

 

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家庭での対処や処理方法は?

もし自分の家で使っている珪藻土バスマットなどにアスベストが含まれている可能性があるとしたら、ただちに使用を中止したいですよね。

 

でも家のなかにそのまま置いておくのもとっても不安!

 

「カインズ」が発表した対処法や処理方法として、「ビニール袋に入れてしっかり封を」とありました。

 

アスベストが含まれる珪藻土商品でも、割れたり壊れたりしてアスベストの粉が空気中に浮遊しなければ大丈夫とのことなので、割らないように気を付けて袋に入れて下さいとのことでした。

 

今回カインズが発表した対象商品は、回収方法を検討中だそうで、詳しいことが決定するまでは家庭で保管しておくしか方法はないようです。

 

しかし、カインズ以外の珪藻土商品を使っているけれど、もう使いたくないなという場合はどうすればいいのでしょうね。

 

手持ちの珪藻土商品にアスベストが含まれているかどうかは不明ですが、健康には変えられない!

 

ということで、我が家では一応ビニール袋にいれ、さらに2重にして口を結んだ後、ビニールテープでぐるぐる巻きにしています。

 

アスベストの処理法は各自治体によって変わるようです。

 

私の住んでいる地域では廃棄物の種類により適応されるし処理基準も違ってくるそうです。

 

ですので、いま家庭でできることといえば、

 

①まずは商品をビニール袋で密封すること。

②そして販売元にアスベストが含まれる可能性があるか問い合わせること。

③もしアスベストが含まれているものなら、販売元に回収依頼または自治体に処理の仕方を確認すること。

 

この三つのステップが必要かなと思いました。

 

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おわりに

家庭で使っている珪藻土バスマットなどの商品にアスベストが含まれているかどうかの見分け方についていろいろと調べてみました。

 

専門家ではないのでこれが最高に適切なのかというのは分かりませんが、気になるのなら使用を中止するのが一番いいなと感じています。

 

珪藻土の商品は、特にバスマットなど一度使うともう他のものには戻れないなと感じたものもあり、ちょっと残念。

 

でも一番大切なのは家族や自分の健康なので、これから珪藻土商品を選ぶことがあれば、以上の条件をきちんと考慮し、なんなら製造元にもちゃんと確認してから購入しようと思いました。

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