2020年も「プロ野球ドラフト会議」の時期がやってきましたね。
今年は10月26日(月)に開催されます。
注目の選手がたくさんいる中で、誰がどのチームに入るのか、どんなドラマが待っているのか楽しみです。
ドラフト有力候補選手の中でも特に注目されている八戸学院大学の大道温貴(おおみちはるき)投手。
最速150km/hの速球を投げる右の本格派ピッチャーで、ルックスもイケメンということで人気も出そうですね。
この記事では2020年プロ野球ドラフト有力候補、大道温貴投手についてまとめています。
【ドラフト2020】大道温貴のプロフィール
《北東北大学野球秋季リーグ戦》
【最優秀防御率賞】
八戸学院大学(4年)大道 温貴#北東北大学野球連盟#秋季リーグ戦#春日部共栄高校#最優秀防御率賞 pic.twitter.com/lNhHZweBOH— 北東北大学野球連盟 (@kitatohoku1) September 26, 2020
名前:大道温貴
読み方:おおみち・はるき
生年月日:1990年1月20日
年齢:20歳(2020年10月現在)
出身地:埼玉県川口市
大学:八戸学院大学
身長:178㎝
体重:82㎏
ポジション:投手
利き手:右投げ右打ち
大道温貴投手の出身地は埼玉県川口市。
経歴を調べていくと、気になる情報をみつけました。
出身は川口市というのに、シンガポールのチャンギ小学校で野球を始めた、というものでした。
生まれはシンガポールなのでしょうか?
チャンギ小学校について調べてみましたが、一番最初に出てくるのはシンガポールの日本人学校のチャンギ校でした。
生まれがシンガポールという情報がないことから、日本で生まれ、ご両親どちらかのお仕事の都合で一時期滞在していた間に、日本人学校に通っていたということも考えられますね。
小学校5年生の時に日本に帰国し、埼玉県川口市の南鳩ヶ谷小学校に通います。
その後八幡木中学校、春日部共栄高校を卒業。
現在は八戸学院大学の4回生で、2021年3月に卒業予定です。
身長は178cmで体重は82kgです。
ちなみに、プロ野球選手の平均身長は181cmで平均体重は84kg
プロ野球投手の平均身長は182.2cmで平均体重は83kgだそうです。
身長、体重平均より少ない数字ですが、大きな差があるわけではないので、プロの中でもしっかり成績を残していける体格をしているということですね。
好きな食べ物はマグロの赤身のお寿司だそうで、ご本人のツイッターのプロフィール写真にも美味しそうなマグロのお寿司を採用しています。
野球選手の運動量は半端ないので、お寿司なら何十貫もイケそうですね。
小学校から大学までの球歴
2020年度北東北大学野球連盟
秋季リーグ戦 第4週・1日目1試合最多奪三振最多タイ記録
18奪三振🎉
(対富士大学)八戸学院大
大道 温貴投手(#春日部共栄)#北東北大学野球#多和田投手以来6年ぶりの記録#八戸学院大学 pic.twitter.com/FiTK9HPFp2— 北東北大学野球連盟 (@kitatohoku1) September 12, 2020
大道温貴投手が野球を始めたのは、シンガポール・チャンギ小学校。
日本に帰国後、川口市の南鳩ヶ谷スーパースターズに所属します。
南鳩ヶ谷スーパースターズは、南鳩ヶ谷小学校の児童を中心とした少年野球チームです。
チーム自体は特別に強い子が集まったものではなく、スポーツ少年団に加盟するごく普通の野球チームで、【魂・知・和】をスローガンに活動しています。
小学校を卒業し、川口市立八幡木中学校では軟式野球部に所属します。
小学校中学校時代のプレーやポジションなどに関する資料は見つけることができませんでした。
2013年に私立春日部共栄高校に入学。
2年生の秋にはチームのエースとなりますが、埼玉県大会では制球の不安定さから思うようなピッチングができずに終わります。
チームは3位に入ることができ関東大会に進出しますが、背番号は18番に降格することに。
降格はしたものの、関東大会初戦、対東海甲府戦で先発を任されます。
結果は4回7失点、チームは7回コールド負けでセンバツ出場を逃しています。
翌年の夏の埼玉大会では、不安定さを改善して挑んだ結果、先発出場した5試合のうち3試合連続で完投勝利を収め、みごとベスト4入りを達成。
準決勝の花咲徳栄戦では、8回まで2失点の好投ではあったものの、チームの援護なく結果は0-5で敗れ、高校野球はこれで引退となります。
高校在学中の三年間で甲子園に出場することは一度もありませんでした。
高校を卒業してから八戸学院大学に進学します。
八戸学院大学は、東北北大学野球連盟に加入している強豪で、別名「投手天国」と呼ばれています。
これまでに輩出したプロ野球選手は、石川賢(東北楽天イーグルス)、川嶋亮(東北楽天イーグルス)、三木均(読売ジャイアンツ)などがいます。
入学直後、1年の春からすでにベンチ入りをし、リーグ戦で開幕投手に選ばれます。
10試合のうち7試合に起用され、そのうち開幕を含む4試合に先発出場。
3年生の春には高橋優貴投手(読売ジャイアンツ)から受け継いだ背番号18番をせおい、リーグ戦で11季ぶりの優勝を勝ち取っています。
4年秋防御率0.25の自己最高を記録し、東北大学野球秋季リーグ2020年の最優秀防御率賞を獲得しました。
大学時代の通算6季で38試合登板中、20勝5敗、防御率1.99という好成績を収めています。
八戸学院大学入学について、「卒業後はプロ入りという選択しか考えておらず、そのために八戸に来た」と言っています。
言葉通り、2021年の春からはプロ野球選手としての活躍が期待されています。
ピッチングの特徴
#大道温貴 #八戸学院大学#2020ドラフト候補 pic.twitter.com/86ZR7ZfbXz
— らすかわ/Rasukawa (@suzu_rasu) September 16, 2020
最速150キロの力強いストレートが売りの大道温貴投手。
150キロのストレートと言えど、打者よりのリリースポイントから繰り出されるため、打席に立った際の体感速度は150キロ以上と言われています。
そのため大道投手が投げる試合では、バッターの空振りの多さを感じます。
大道投手本人は打者の手元で鋭く変化する縦スライダーに自信をもっており、速度は120キロ前後。
チェンジアップは決め球として使用することもあり、大きく沈むため空振りを誘いやすい。
その他にもカーブ、カットボールなど球種が豊富で、これらをうまく交えながらテンポよく投げ込みます。
制球力の面では、キャッチャーの構えた場所に収めることができていて、低めや内外角などのコースにも比較的うまくコントロールできているようです。
乱れる場面も多少はあるものの、制球力は適正と言えるでしょう。
投球のフォームをみてみると、ワインドアップから軽めにためを作りつつ、重心をさげています。
肘を柔らかく使って振り、伸びのある球を投げるのが特徴です。
「快速王子」の由来は?
イケメン殿堂入りしてるのは大道温貴さんでしょ 調べるまでもなく pic.twitter.com/vk4XuFwuoQ
— みしマン (@mishimangn) October 15, 2020
大道温貴投手は「快速王子」という愛称で呼ばれています。
由来はというと、写真を見てわかる通りその端正なルックス、いわゆるイケメンのお顔と、150キロの剛速球を投げることから
快速:150キロの剛速球を投げる本格投手
+
王子:イケメン
=
快速王子
という呼び名になったということだそう。
野球の実力と同時にイケメンが話題になっていて、ネットではすでに野球女子からの人気が高いよう。
みんな大好き👍帽子被る瞬間💕
2020.10.3 一戸総合運動公園#大道温貴#八戸学院大 pic.twitter.com/XVA29OzOQe
— ちょこぶー (@chokochan2525) October 3, 2020
横浜DeNAベイスターズが2位で指名しそうな八戸学院大・大道温貴投手(理由:上位候補でイケメンだから)https://t.co/SJKI3gpaCM pic.twitter.com/cB975KVQbo
— マルコス #37🇧🇷 (@jef_marcos2008) September 21, 2020
これまでも「ハンカチ王子」「ハニカミ王子」など、イケメンスポーツ選手に様々な「王子」が誕生しましたが、次に来るのは「快速王子」なのでしょうか?
おわりに
最速150キロと聞くとかなり早い印象がありますが、じつはただ150キロのストレートを投げるだけでドラフト指名がくるという時代はもう終わっています。
大道温貴投手が2020年ドラフト会議で大注目されているのには、150キロプラスαの武器をあわせもつというところにあります。
各スカウトからも軒並みの高評価で、これからの活躍がもっとも期待される選手の一人ですね。