卓球愛ちゃんの愛称で親しまれてきた福原愛さんが、新しく株式会社を設立するとの発表がありました。
会社の名前は「omusubi(おむすび)」というそうで、ハートフルな優しい響きですね。
あの愛ちゃんが、結婚してお母さんになって、会社まで設立するなんて大きくなったなぁとちょっと感慨にふけってしまいます。
しかし、ニュースを見る限りでは「omusubi」が一体何をする会社なのかぜんぜん明確にされていないんですよね。
会社は福原さんの小学校時代の友人と一緒に設立するそうですが、その友人というのも誰なのか気になってしまいます。
この記事では、福原愛さんが設立した株式会社「omusubi」の事業内容や、一緒に会社を運営していく福原さんの小学校時代の友人は誰なのかを考察しています。
目次
福原愛が株式会社「omusubi(おむすび)」設立
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日本の卓球界において一番の知名度と人気を誇る福原愛さん。
現在は現役を引退し、結婚、出産と、勝負の一線からは身を引いてプライベートがとても充実しているイメージですよね。
その福原愛さんが株式会社「omusubi(おむすび)」を設立しました。
皆さまご無沙汰しております。福原愛です。世界が大変な状況のなか、私事で恐縮ですがご報告がございます。この度、卓球界やスポーツ界、これまで応援いただいた皆様に、社会貢献活動を通じて恩返しをする為、小学生時代の級友と共に株式会社omusubiを設立いたしました。
引用:Yahoo!ニュース
株式会社「omusubi」の社名は、日本人ならだれでも一番最初に頭に浮かぶ、あの「おむすび」からとったそう。
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福原さんが現役のアスリートだったころ、お母さんが握ってくれたおむすびを食べて沢山パワーをもらっていたそう。
そんなおむすびのように、人々に優しいパワーを与え、ギュッとつながったお米のつぶのように大切な人と手を取り合っていけるような気持ちが込められているとのことでした。
いまでこそ結婚して、おしゃれできれいなママという感じになっていますが、幼い頃泣きながら卓球を頑張っていた愛ちゃんに、おむすびという優しい言葉がぴったりだなと思いました。
きっと素敵な会社になるんだろうなと思うんですが、公式に発表された文を見る限り、事業内容についてはっきりと書かれているものがないんです。
一体どんな会社で、何をするのでしょうね??とっても気になります!
福原愛の会社「omusubi(おむすび)」事業内容について|何の会社なの?
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株式会社を設立するのを自身の公式サイトで発表された福原愛さん。
ニュースにも大きく取り上げられていますが、コメント欄でたくさん意見があったのは「いったい何をする会社なの?」というところ。
私自身も、これがとっても疑問に思いました。
福原さんの公式サイトの文章を少し抜粋してみると…
私が競技の引退を決意した大きな理由として、これまでの経験を活かし、選手としてではない形で子供たちが夢へと向かう環境づくりのお手伝いやアスリートの後輩たちに未来への道筋を作りたい、世の中の役に立つ活動をしたい、
中略
ご年配の方々やハンディキャップを抱える方々にも年齢や体の不自由さに関係なく、楽しんでほしい、幸せを感じてほしい
中略
このように世界が困難に直面している中、自分には何ができるのか、それは今なのか、とても悩みましたが、これまでの経験を活かし、選手ではない立場で皆様の心に寄り添えるようなボーダレスな活動をしていきたい
なるほど、要約すると、これから世界へ羽ばたいていく若いアスリート、子供やお年寄り、ハンディキャップを抱えた人たちの役に立つ事をするのが目的の会社のようですね。
この後に続くのが
「現在は、具体的な活動に移れるように、ご協力いただく方々と準備を整えている段階です。」
という文章ですが。。。
会社を設立しました、としているのに、具体的な事業内容はこれから考えていくということなんでしょうかね。
事業内容が決まってないのに、株式会社を設立することってできるんでしょうか。。。?
アスリートの福祉活動例
プロのアスリートやスポーツ界で活躍している、または引退した選手が社会貢献活動に従事することはよく耳にしますね。
子どもたちや、人々に夢を与えるスポーツ選手ですから、現役中に支えてくれたファンやこれから夢を叶えていきたいという人々に手を差し伸べるのは、引退したアスリートの夢の生き方のひとつでもありますよね。
これまでに、プロアスリートが関わっている福祉や社会貢献活動を例にあげてみましょう。
【プロアスリートの社会貢献活動】
・為末大(陸上):東日本大震災後にいろんなアスリートに声をかけ「TEAM JAPAN」を結成。多くの寄付金を募った。
・坂本博之(ボクシング):「こころの青空募金」とし、寄付金を集めるほか、児童養護施設を訪問し、ボクシングの指導や講演を行う。
・アンジェラ・磨紀・バーノン(プロサーファー):障害のある子どもたちのサーフィンスクール「Ocean's Love」を主催。
アスリートが社会貢献活動を行うさいには、基本的には募金や寄付金を集め、必要な人の所(主に、将来スポーツ選手になりたいと願う子供たちや災害を受けた人、病気などで助けが必要な人など)に届けるのが一般的ですね。
それに加え、自分が関わってきたスポーツを通じて交流会を開催したり、講演をおこなったりして、人々に活力を与えるという活動が多いようです。
会社を設立する以前から、多くのアスリートと同じ様に福原さんはいろいろな社会貢献活動に力を入れていました。
内閣府の「災害被害を軽減する国民運動サポーター」や、中国との間の親善大使などもその一つ。
以前の経験から、社会貢献活動を目的に会社を設立するのもハードルが高くはなかったのでしょうね。
特に、福原さんが活躍していた卓球は、一般の人でも楽しまれているスポーツの一つ。
老若男女問わず愛され、あまり激しい動きを伴わずにできるのがいいところ。
ご本人のおっしゃっているとおり、卓球を何らかの形でツールに使いながら、実際に人々と触れ合う機会を作ったりしていくのではないでしょうか。
その他にも、スポーツ施設を開設したり、卓球やスポーツ用具を児童施設に寄付する、また、コロナ禍で生活が困難になった子供や老人のいる家庭に食事などを援助するなどいろいろな活動が考えられますね。
詳しい事業内容などが発表されたら、その都度追記していきたいと思います。
一緒に会社を設立した小学校時代の友人は誰?
リオ五輪の卓球女子団体で銅メダルを獲得した福原愛選手(27)が出身地である仙台に凱旋(がいせん)しました。仙台市立東六郷小学校、仙台市役所、宮城県庁と回り、地元の声援に感謝を表しました。珍しいパンツスーツ姿で大人の女性の雰囲気を漂わせていました。 #福原愛 #リオ五輪 #卓球 pic.twitter.com/6yeel9F0OE
— 日刊スポーツ新聞社東北取材班 (@nikkan_tohoku) October 18, 2016
福原愛さんが設立した株式会社は、ご本人の小学校時代の友人と一緒に運営されていかれるそう。
一緒に会社をやって行くというくらいですから、よほど信頼おける関係なんですね。
でも、どんな方なのか気になりますよね。
福原愛さんは、宮城県仙台市出身。
4歳だった1993年に、天才卓球少女としてテレビで人気者になりました。
小学校は地元仙台市の仙台市立吉成小学校に通っていたそうです。
しかし、小学校4年生の時に卓球のプロ宣言をし、ミキハウスに所属。
それを機に大阪府八尾市に引っ越しています。
大阪では八尾市にある小学校を3校も転々としたそうです。
大阪で通った小学校は
・八尾市立中高安小学校
・八尾市立大正北小学校
・八尾市立東山本小学校
だそうですが、仙台時代を合わせると4回も小学校を転校しているんですね。
転校の理由にはおそらくプロとして活躍していた卓球が絡んでいるのでしょうが、小学生が4回転校するなんて、愛ちゃんとしては苦労したんじゃないかなと思ってしまいます。
会社を一緒に設立した小学校時代の級友というのは、仙台か、大阪どちらかの小学校で同級生だったということですね。
残念ながら、この小学校時代の級友が誰かというのは、今までに出た情報では明らかにされていません。
福原さんの小学校時代に一緒に卓球をやっていた友達なども調べてみましたが、目につく人は見つかりませんでした。
株式会社「omusubi」では、福原愛さんが代表取締役として肩書を付けています。
事業内容など明確になり、会社がいよいよ始動する頃には、「omusubi」の公式サイトなども発表されるでしょう。
会社概要などで友人の事も明らかにされるでしょうから、それを待つしかないのかもしれないですね。
友人と会社を設立するリスクとは
信頼のおける友人と会社を設立するのは、気の知れた者同士だからこそ切磋琢磨し合って成功していけるという良い面がある一方で、高いリスクもあると言われています。
価値観や環境など似たものが集まって共同創業するには、チームの安定性が低いというデータがあるそう。
理由として、友達や家族、親戚などの社会的な関係性を持った者同士が、仕事のプロとしての関係性を全く異なるものと考えるのが難しい、というところにあります。
友達や家族などは、損得の関係を超えて対等な存在であることが多く、ビジネスパートナーとは全く違った形があります。
そこを割り切って仕事を進めていけるかが成功と失敗の分かれ道になるんですね。
仕事となると、友人関係とは違い上下関係、指揮系統、また収益分配など様々なシビアな問題に取り組んでいかなければなりません。
お互いの関係悪化を恐れるあまり、核心に迫った話を避け続け、気付いた時には問題が大きくなりすぎてどうしようもなくなっていた何てことも起こりうるそう。
福原さんの会社の事業内容などにもよりますが、プライベートと会社経営との線引きをうまくできるかどうかがカギになってきそうですね。
ちなみに、会社を設立する際、タッグを組むのにベストなのは一緒に働いていたことがある元同僚だそうです。
おわりに
福原愛さんが設立した株式会社についていろいろと考察してみました。
福原さんにとっては、これまでのアスリートとしての長い経験や積み上げてきたものが活かせる夢の企業だったのでしょうね。
どんな形でみんなに力を与えてくれるのか、楽しみに応援したいと思います。