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朝ドラ「エール」柴咲コウの歌声は本物?双浦環のモデルは国際的オペラ歌手の三浦環!

2020-04-07

オペラ劇場

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2週目に入りもりあがりをみせてきた朝ドラ「エール」で、柴咲コウさん演じるオペラ歌手、双浦環の歌声が話題になっています。

視聴者から「圧巻」「女神降臨」「美しすぎる」「感動した」などの声があとをたちません。

気になるのは、歌声は柴咲コウさんの本物の声なのか?それとも吹き替えなのか?

柴咲コウさん演じる双浦環のモデルとなった、国際的オペラ歌手の三浦環とはどんな人物なのかも一緒にまとめてみました!

朝ドラエールで披露した柴咲コウの歌声は本物?吹き替え?

まずは歌声をもう一度!

朝ドラエールで歌声を披露するやいなや、日本列島に走った衝撃とともにわきあがった疑問。

柴咲コウの歌声は本物なのか?

柴咲さんといえば、女優だけでなく歌手としても数々のヒット曲をもち、歌のうまさはおすみつき。

代表的な作品は、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」の主題歌「かたちあるもの」、映画「黄泉がえり」の主題歌「月のしずく」、ドラマ「白夜行」の主題歌「影」など、国民的ヒット映画やドラマの主題歌ばかりです。

これだけ歌唱力に定評があるので、本物の歌声であってもらいたい!

エールのオファーを受けたことについてのインタビュー記事にヒントを見つけました。

今回は「世界で活躍するオペラ歌手」という役柄だったので、うれしさと同時に「説得力を持って演じられるか」という不安もありました。

歌手としての心持ち、空気感のようなものは知っている部分がありましたが、オペラの声の出し方はまったく違います。

今は声楽の基礎となるものから学び、練習を積み重ねているところです。

引用:リアルサウンド映画部

双浦環の歌うオペラは、これまでに歌ってきたポップスとは全く別であり、声楽の基礎から練習を重ねていると答えていますね。

双浦環の歌声は、正真正銘の柴咲さんの生歌のようです!

柴咲さんがドラマの撮影に参加したのは去年の11月。

しかし、歌の練習はその前の7月から開始していたそう。

一回2時間のレッスンを、一週間に1、2回はくり返していたそうです。

この話題のシーンの撮影までどのくらいの練習をかさねたのでしょうね。

「練習の時は、カメラが回っていない分のびのびと声が出たのに、本番になると《芝居》モードに入り、声も出にくくなる」

ともおっしゃっていましたが、放送されたシーンではそんな不安をみじんも感じさせない、まさに「圧巻」の歌声でしたね!

さすがとしか言いようがありません!

柴咲コウの歌声にネットの反応は?

ネットでは、柴咲コウさんの歌声について沢山の驚きや感動が寄せられていました!

多くの人が、あの歌声が柴咲コウさんの本物の歌なのか、すごすぎて信じられない!と思っているようです。

歌声もさながら、美しいいでたちにうっとりとした人もたくさんいました!

柴咲コウ演じる双浦環のモデル三浦環とは?

朝ドラ「エール」で柴咲コウさん演じる双浦環のモデルは、国際的オペラ歌手の三浦環です。

世界で有数の音楽家が名をつらねる「グローヴ・オペラ事典」に、日本人で唯一名前が掲載されているほどの功績をのこしています。

1884年(明治17年)東京都で生まれた三浦環(本名:柴田環)は、幼い頃から習っていた日本舞踊や長唄でたぐいまれなる才能を発揮します。

東京女子学館在学中に、音楽教師の高木チカにすすめられ、音楽家になる道をめざします。

東京音楽大学(現東京芸術大学)では、滝廉太郎からピアノを教わり、ユンケルに声楽を習うなど、天才的な音楽家に囲まれて音楽の道をつき進んでいきます。

1913年に結婚、翌年夫婦でベルリンへ留学します。

かねてよりの夢であった「本場ヨーロッパでのオペラの勉強」がかなった三浦環は、リリー・レーマンに師事しますが、まもなく第一次世界大戦がはじまり、ロンドンに移動することになります。

これが大きなチャンスにつながり、イギリスの指揮者サー・ヘンリー・ウッドのテストに合格し、ロンドン最大のホールであるアルバートホールの舞台に立つのです。

舞台は大成功で、日本人女性のデビューのようすが世界中に報道されました。

華々しいデビューをとげた三浦環のもとに、ロイヤル・オペラ・ハウスで上演する「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」のオファーが届いたのです。

この公演は大きな話題をあつめ、そのごニューヨークに招かれ、メトロポリタン歌劇場で世界的テノール歌手のエンリコ・カルーソと共演を果たしました。

1920年にはローマのテアトル・コンスタチで「マダム・バタフライ」に出演し、観劇に来ていた作曲家プッチーニに大絶賛されます。

プッチーニは「マダム三浦こそ最高のマダム・バタフライのプリマドンナだ」と言葉をのこしています。

三浦環が外国で活躍した20年のうち、アメリカに滞在していた期間が16年と一番長く、日本の音楽大使としてホワイトハウスにも訪れました。

1935年に日本に帰国すると、歌舞伎座で日本初の「マダム・バタフライ」を公演します。

そのごも全国各地で公演をおこない、激動の時代の日本を歌で支えつづけました。

そして1946年、膀胱がんにより、64年の人生に幕を閉じました。

ドラマの中では、11歳になった音が、教会で双浦環の歌声をきき、衝撃をうけます。

この出会いが音の人生を変えるきっかけになるようですね。

双浦環のモデルである三浦環と、音のモデル古関金子とのであいはこの通りではありませんが、声楽を勉強していた金子が、少女時代から三浦環のファンだったという点ではばっちり共通しています。

音と双浦環のふたりが、ドラマの中でこれからどんな関係になっていくのか、実在したモデルとの逸話にどうからんでいくのか、たのしみですね!

柴咲コウの歌声をもっと聞きたい!

初登場で圧巻の歌声を披露してくれた柴咲コウさん。

これからもドラマの中でオペラを歌うシーンが出てくるのでしょうか。

またあの歌声を聞きたい!期待しながらドラマをみたいと思います!

エールファンにおすすめ!

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