熊本出身の大相撲力士の正代直也の快進撃が止まりません。
令和2年秋場所では念願の初優勝を果たした正代の強さの源は、いつも活躍を応援してくれている家族のおかげだそう。
どんな家族がこの立派な大相撲力士を育てたのか気になりますね。
今回は正代直也の姉や弟、両親などの家族構成や実家の家業などについてご紹介します。
正代直也のプロフィール
<初優勝!正代>
(地元熊本県について)「自分の地元に大きな地震がくるとは思っていなかった。被災地を見て悲しい気持ちになったが、逆に頑張らなきゃいけないという気持ちにもなった。自分に何かできることは何だろうと考えたときに、相撲で活躍することが一番だと考えた」#sumo #相撲 #正代 pic.twitter.com/vwwnW88hFU— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) September 28, 2020
令和2年の秋場所で悲願の初優勝を勝ち取った正代直也関。
熊本県出身の力士としては初の快挙でした。
正代の実家は熊本にあるんですね。
ご家族を紹介する前に、正代関の簡単なプロフィールからみていきましょう。
名前:正代直也
読み方:しょうだい・なおや
生年月日:1991年11月5日
年齢:28歳(2020年9月現在)
身長:184cm
体重:170kg
血液型:A型
所属部屋:時津風部屋
出身地:熊本県宇土市
正代関が相撲を始めたのは小学校1年生の時。
遊びで相撲をとっていたところ、宇土少年相撲クラブの監督目にとまり、道場に通うようになったそうです。
遊びでとった相撲でその筋の人の目に留まるとは、若干6,7歳ですが体格や迫力などは他の小学生に比べて抜きんでていたのでしょうね。
小学校5年生で全国大会出場、中学生時代は全中で団体優勝をしています。
高校生の頃は国体相撲少年の部で優勝。
大学2年生の時には学生横綱となっています。
卒業後は時津風部屋に入門しました。
初土俵入りを果たしたのは2014年三月場所。
2016年1月場所で新入幕となり、着実に力をつけ令和2年秋場所で念願の初優勝をおさめました。
正代関は両親・姉・弟・祖母の6人家族
正代直也関の家族構成は、父、母、姉、弟、祖母、正代関本人の6人家族です。
「正代」という名字は熊本県に多く、全国的に見ると400人に満たないほどしかいない珍しい名前だそう。
名字というより下の名前っぽい漢字ですね。
ご家族一人ひとりをご紹介していきます。
祖母・正代正代(まさよ)
正代初優勝おめでとう! #sumo pic.twitter.com/qZo7oX4ypX
— 青十字 (@BlueCross_kig) September 27, 2020
おばあさんの正代さんは91歳で高齢ですが、まだまだお元気なようで孫である正代関についてのインタビューなどにも答えています。
正代関については、「小さなころからおとなしい子で人とケンカしたことがないくらい優しい」と語っています。
正代関の取り組みの時にはテレビの前で「押せ!押せ!」と一人で大興奮、勝てば拍手を画面越しに贈るほど白熱しているそうです。
熊本に帰省してくるのを毎年楽しみに待っているそうです。
特に令和2年は秋場所で初優勝という快挙を上げ、故郷に錦を飾ることになりますので、おばあちゃんもとっても嬉しいでしょうね。
ところで、このおばあちゃん相撲ファンの間では大変有名だそうです。
理由はおばあちゃんの名前が「正代正代(まさしろ・まさよ)」だからとのこと。
旧姓は中山というそうですが、お嫁にきた先が正代で、まさかの名字と名前が一致するという世にも珍しいフルネームになったそう。
正代という名字自体大変珍しい上に、正代(まさよ)さんがお嫁にくるなんてすごい偶然です。
しかも正代さんは、演歌歌手石川さゆりさんのお母さんのおじさんの妹さんだそうです。
正代関からみると「お母さんのお母さんのお兄さんの奥さんの妹の娘さんが石川さゆりさん」となりますが、豊ノ島関から「ほぼ他人!」と一蹴されたそうです。
父・巌
正代の地元 熊本県宇土市で応援する、正代のお父さま。
(そっくり…(*´ω`*) 〔初場所千秋楽〕 #sumo pic.twitter.com/mJQNzG1E45
— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) January 26, 2020
地元で講演会の仲間と一緒にいつも正代関の応援をしている父の巖さん。
優しそうなふっくらとしたお顔が正代関によく似ていますね。
年齢は57歳だそうです。
母・理恵
正代の地元 熊本県宇土市のパブリックビューイング。
お父さん、お母さん、後援会の皆さんなど、およそ100人。#正代会 #正代マスク #くまモン
〔秋場所千秋楽〕 #sumo pic.twitter.com/yolsBiE1JU— くるくるおばけ@ブログ「大相撲取組内容」 (@kuru2obake) September 27, 2020
お母さんの理恵さんは55歳。
上の写真ではマスクをしているのでお顔をよく見ることができませんが、眼鏡の奥にある優しい瞳は正代関をおもわせますね。
正代関が相撲を始めた小学校一年生の時から、練習、試合、遠征といつでも付き添いそばで支えてくれた優しいお母さんだそう。
正代関はご両親に阿蘇にドライブに連れて行ってもらったりと、家族仲の良い思い出がたくさんあるそうです。
姉・彩
お姉さんの名前は彩さんで、年齢は正代関より3つ年上の31歳です。
看護師さんとして働いているそうですよ。
お姉さんの職場でも正代関の事はいつも話題に上がっているでしょうね。
幼い頃からきょうだい仲はよかったそう。
正代関は小学校1年生で相撲クラブにスカウトされるほどの体格でしたが、お姉さんや弟さんは一般的な体型だそうです。
弟・達也
弟の達也さんは21歳で、正代関とは7歳、お姉さんの彩さんとは10歳の歳の差があります。
年の離れた弟なので、小さなころから可愛がられていたんでしょうね。
職業などは分かりませんでしたが、21歳ならまだ学生の可能性もありますね。
弟さんが物心ついたころには正代関はすでに相撲で忙しかったでしょうから、あまり兄弟でガッツリ遊ぶ時間はなかったかもしれませんね。
しかし、優しい性格のお兄ちゃんをしたっていたのだろうと想像はできます。
実家の家業
正代関の実家は熊本県宇土市にあります。
父の巖さんは自動車整備士のお仕事をされているそうです。
母の理恵さんはパートでお勤めに出ているそうですが、ご実家はクインシーメロンの農家とのこと。
クインシーメロンとは甘くてくせがなく、とてもジューシーなのが特徴で、何と言っても手ごろな価格で手に入るのが人気のフルーツです。
クインシーメロンの名産地は熊本県です。
正代関の小さなころは冷蔵校を開けるといつもメロンが入っていたそうで、今の強さの秘密はおいしいメロンに会ったのかもしれないですね!
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おわりに
快進撃を続ける正代直也関のご家族についてご紹介しました。
どんな環境で育つかにより、スポーツマンの将来の成績も変わってくると思います。
特にプロの第一線で活躍する力士には土台となる家族の支えは欠かせません。
正代関のこれからの活躍にエールを送りたいと思います。