全世界で愛されている日本のファッションブランド「イッセイ ミヤケ メン」が2020-21秋冬のシーズンを最後に休止することが発表されました。
長くにわたり愛されてきたブランドで、往年のファンも多いことから休止のニュースには驚きをかくせません。
ブランドが休止されたのち、実店舗も閉店となるそうです。
今回は「イッセイ ミヤケ メン」の閉店セールの情報や、ブランド休止の理由、閉店する店舗について調査しています。
イッセイミヤケメンの閉店セール
【ニュース】「イッセイ ミヤケ メン」がブランド休止 立ち上げから42年でhttps://t.co/K4zUHpUoko
— WWD JAPAN (@wwd_jp) July 27, 2020
「イッセイ ミヤケ メン」は、1978年に、イッセイミヤケのメンズブランドとして立ち上げられました。
パリコレにも参加し、世界的に有名なブランドですよね。
日本のファッション界でとても大きな影響を持つブランドだけに、休止のニュースはかなりの打撃となりそうです。
店舗も閉店していく予定だそうで、閉店セールがあるか気になります。
2020年7月28日現在の段階では、閉店セールについては発表されていません。
最新の情報が入り次第追記していきたいと思います。
閉店店舗や閉店時期
「イッセイ ミヤケ メン」は全国各地に店舗があります。
ブランド休止にともない、2020-21秋冬シーズンを最後に順次閉店していくとのこと。
もう新作も定番も買えなくなると思うとファンの方は寂しいですよね。
閉店がいつになるか詳しい時期は発表されていませんが、シーズン終わりまでということで、年が明けて2月か3月あたりかなと思います。
閉店対象は全店舗ということです。
「イッセイ ミヤケ メン」の実店舗はこちらです。
イッセイ ミヤケ メン 大丸 札幌 |
イッセイ ミヤケ メン 仙台 三越 |
イッセイ ミヤケ メン 渋谷 西武 |
イッセイ ミヤケ メン 青山 |
イッセイ ミヤケ メン 池袋 西武 |
イッセイ ミヤケ メン 伊勢丹新宿 メンズ館 |
イッセイ ミヤケ メン 松屋銀座 |
イッセイ ミヤケ メン ギンザ/ウラ |
イッセイ ミヤケ メン 阪急メンズ東京 |
イッセイ ミヤケ メン JR名古屋タカシマヤ |
イッセイ ミヤケ メン キョウト |
イッセイ ミヤケ メン JR京都伊勢丹 |
イッセイ ミヤケ メン 京都タカシマヤ |
イッセイ ミヤケ メン 阪急メンズ大阪 |
イッセイ ミヤケ メン 船場 |
イッセイ ミヤケ メン 神戸 |
イッセイ ミヤケ メン 福岡岩田屋 |
ヒューズ |
以上の全店舗が閉店となるそうです。
ブランド休止の理由を考察
同社は休止の理由を「新型コロナウイルスの影響ではない」とし、「男性服の新たな可能性を探る取り組みを始めるため」と説明する。また一部で報じられている、来春入社を予定していた新卒者の内定取り消しや、経営不振とは「全く異なる事案」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大前から検討していた計画だったと強調している。
新型コロナウイルスの影響で大企業が経営破綻になったというニュースは珍しくなくなりました。
ファッション業界も同じく、先日はギャル時代に一世を風靡したあとも、人気に陰りを見せなかった女性向けブランド「セシルマクビー」が事業縮小のために大幅に店舗を閉鎖しています。
「イッセイ ミヤケ メン」の休止に関しては、コロナウイルスは関係ないと明言しています。
しかし、つい先日イッセイミヤケの新卒不採用のニュースが報道されたばかり。
ニュースは2021年入社予定の学生の内定を取り消したという内容でした。
来年の4月からは社会人としてファッション業界で働けると期待に胸を膨らませていた学生たちにとってはまさに寝耳に水ですよね。
しかも、これからまた就職活動を再開させるには遅すぎるという意見も後を絶たないそうです。
内定取り消しの理由としては、新型コロナウイルスの影響であるとしています。
学生には3~4月にかけて内定通知書を出していたが、緊急事態宣言が出された4~5月の約2カ月、直営路面店(全店舗)や、百貨店の店舗の休業によって、売上が全くたたない状況が続いたという。
「6月以降、順次営業短縮して再開されましたが、弊社の売上構成では、海外からのツーリストのお客様の売り上げ(インバウンド)が非常に高い。国際線が飛んでいないのと、日本への入国者数が激減しているため、その売上が全くたっていない状況です。
外国からの観光客が減ってしまったうえ、東京都内での感染者数も増え続けていることから、売り上げはかなり厳しかったようですね。
休止の理由に「男性服の新たな可能性を探る取り組みを始めるためで、感染症は関係ない」と説明していますが、全く無関係なわけがない、と思ってしまいます。
おわりに
老舗のブランドがなくなってしまうのは大変悲しく、時代の移り変わりを身をもって感じますね。